レース展望・予想

内枠から逃げ切り狙うカンゲキ「ハヤテスプリント」（盛岡競馬）

2019/07/21

21日（日）盛岡競馬メイン第12レースは地方全国交流「第7回ハヤテスプリント」（3歳、盛岡競馬場ダート1200メートル）。

◎2 カンゲキ（牡、大井・宗形竹見厩舎）は着外に沈んだのが優駿スプリントと鎌倉記念の重賞2つのみ。他はすべて入着を果たし、特に1200メートル以下は4勝、2、3着各2回と絶対の自信を持っています。後方のままに終わった前走は度外視。3走前の船橋1000メートル戦を逃げ切ったように、先行できれば本領発揮。願ってもない内枠を引き当て、手頃な9頭立てと好走条件がそろった印象。待望の重賞制覇も目前に迫りました。

○4 イッキトウセン（牡、北海道・林和弘厩舎）は2歳最初の重賞・栄冠賞を鮮やかな直線抜け出しを決めて優勝。後に南関東クラシックの羽田盃2着、東京ダービー3着、ジャパンダートダービーJpnIで4着に健闘したウィンターフェルを2着に退けました。2歳秋以降、白星から遠ざかっているのが気になりますが、徐々に立ち直り気配。今回の1200メートルも栄冠賞を勝っている条件ですから距離も合っているはず。逆転筆頭と見ました。

▲6 グローリアスライブ（牝、川崎・高月賢一厩舎）は北海道1勝、南関東1勝から水沢の牝馬交流・留守杯日高賞へ参戦。逃げ切って2着に9馬身差をつけました。優駿スプリントは7着でしたが、メンバー最速の上がりを披露。ワンターンのコースは望むところです。

△5 ケンガイア（牝、船橋・新井清重厩舎）も短距離が活躍の舞台ですし、ひと叩きされて上昇確実。

△8 サンエイムサシ（牡、鈴木七郎厩舎）はトライアル・ウイナーカップで逃げて2着。好調度でどこまで。

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馬単　2→4・6・5　4→2・6（5点）
3連単（フォーメーション）　2・4→2・4・5・6→2・4・5・6（12点）

ハヤテスプリントの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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