レース展望・予想

兵庫ダービー馬バンローズキングスに熱視線「MRO金賞」(金沢競馬)

2019/07/30

3歳馬による北陸・東海・近畿地区交流レース「第63回MRO金賞」(金沢競馬場1900メートル)が、7月30日(火)に開催される金沢競馬メイン第11レースで行われます。

今年は兵庫から4頭、笠松から2頭が遠征してきて、地元勢がどこまで太刀打ちできるか注目です。兵庫勢の4頭はいずれも兵庫ダービーを使われており、中でも競り合って1、2着だったバンローズキングスとテンマダイウェーヴが人気を分けそうです。

◎9 バンローズキングス(牡、兵庫・松平幸秀厩舎)は前走の兵庫ダービーで、2周目3コーナーで先に抜け出したテンマダイウェーヴに直線競り勝って見事ダービー馬の称号を手にしました。2走前の兵庫チャンピオンシップJpnIIでもJRA勢を押し退けて3着まで追い上げた実績から地方馬同士なら実力上位の存在です。追ってバテない強みがあり、金沢でも長く使える末脚が発揮できれば重賞連勝が狙えそうです。

○6 テンマダイウェーヴ(牡、兵庫・新井隆太厩舎)は兵庫3歳クラシック路線の一冠目の菊水賞で2着、三冠目の兵庫ダービーでも2着と惜しいレースが続いています。しぶとい先行力が武器で、距離が延びてから真価を発揮してきたことから、今回の1900メートル戦も合いそうです。仕上がり面ではバンローズキングスよりも順調なようで、早めに先頭に立って後続を引き離せるなら、2着続きのうっ憤を晴らせるかもしれません。

▲5 フォアフロント(牡、笠松・井上孝彦厩舎)も負けないスピードがあります。2走前のぎふ清流カップを早め先頭で押し切って重賞初制覇を飾ると、前走の東海ダービーでも引き離して逃げたエムエスクイーンの2番手を追走して3着に粘り込みました。好位をキープできれば大きくは崩れないタイプだけに、テンマダイウェーヴと併走して流れ込みを図ってきそうです。

地元勢では石川ダービーを制した△3 ロンギングルック(牝、金田一昌厩舎)に期待が集まります。バンローズキングスをマークして一緒に上がって行くことができればチャンスはありそうです。

中央1勝馬の△8 タンクティーエー(牡、高橋俊之厩舎)も移籍後2連勝中とまだ底を見せておらず、兵庫、笠松勢が相手でも持ち前のスピードが通用するか見ものです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 9・6→9・6・5・3・8(8点)
3連単(フォーメーション) 9・6→9・6・5・3・8→9・6・5・3・8(24点)

MRO金賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬