レース展望・予想

今季5勝ジェイファーストが主役「さざなみ特別」（ばんえい帯広競馬）

2019/07/15

7月15日（祝・月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「さざなみ特別」（B2級-1組）が行われます。

週末からの雨で馬場は軽く、忙しい競馬が予想されます。今季5勝を挙げているジェイファーストを筆頭に、4連勝中のハルトラ、2連勝しているキタノリュウキ、今季すべて3着以内のフウジンライデンなど好調馬が揃った一戦。しかし特別戦となると良績に乏しい馬が多く、近走の成績だけでは比較も難しく混戦模様です。

◎1 ジェイファースト（牡4、金山明彦厩舎）655キロを本命に推します。今季は初戦のB4級-1組こそ5着と敗れていますが、2走目から2戦2着のあと4連勝。B2級-1組平場戦2着を挟み、前走B2級-1・2組決勝で2着フナノダイヤモンドに5秒9差をつけて快勝。4歳になって力をつけた1頭といえます。忙しい競馬よりも道中息が入る展開の方が持ち味の障害力が生きますが、特別戦の重量なら平場戦より流れは合いそうです。

○5 フウジンライデン（牡6、林豊厩舎）660キロが対抗です。今季7戦して3勝、2、3着各2回。4走前のB3級-2組から3連勝し、前走B2級-1・2組決勝で3着という好調馬です。障害に信頼感を欠く面はありますが、ハマった時の末脚の破壊力はあります。もともとスピードで押すタイプで、馬場も軽めの方が動けます。

▲9 サトクィーン（牝4、大友栄人厩舎）635キロが3番手です。今季は4勝を挙げている逃げ馬。今回は同型の先行馬が多く厳しい展開となりそうですが、押して行っても障害には絶対の自信を持っています。

△7 ハルトラ（牡4、西邑春夫厩舎）655キロは近走勝ち星を伸ばしています。昇級初戦ですが、障害さえ上手く切れた時には、この相手でも十分通用する末脚を持っています。

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馬単　1→5・9・7・10（4点）
3連単（フォーメーション）　1→5→9・7・10（3点）

さざなみ特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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