レース展望・予想

古豪vs3歳チャンピオン「宇出津あばれ祭特別」(金沢競馬)

2019/06/30

6月最後の開催となる30日(日)の金沢競馬は、第12レースの「宇出津あばれ祭特別」(B1級一組、金沢競馬場1500メートル)が注目カードになります。石川ダービーを制して3歳王者となったロンギングルックが、元中央準オープンのヤマカツポセイドンら古馬勢に初めて挑みます。

◎3 ヤマカツポセイドン(牡10、高橋優子厩舎)は中央1600万下から金沢に戻ってきて、まだ連対を外さない走りが続いています。2走前の湖南賞では追い上げ届かず2着に敗れましたが、前走は3コーナー外から一気に脚を伸ばして4コーナーを先頭で回ると、追いすがる2着馬を突き放してゴール前は独走状態でした。まだ着差に余裕あった勝ちっぷりから、若い3歳馬が相手でも貫禄の違いを見せてくれそうです。

○1 ロンギングルック(牝3、金田一昌厩舎)は前走の石川ダービーで、本命視されていたスターキャデラックを終始マークする作戦が功を奏し、見事金沢3歳頂点の座を射止めました。スターキャデラックを3コーナー過ぎで競り落として4コーナーを先頭で回ると、そのまま独走状態で後続を大差引き離す圧勝劇でした。次の目標は7月30日のMRO金賞(1900メートル)ですが、古馬相手でも快勝できるなら、東海、近畿地区の遠征馬を迎え撃つ頼もしい存在になってくれそうです。

ヤマカツポセイドンとロンギングルックが競り合いながら後続を大きく引き離す展開になるなら、▲2 ファンタサイズ(牡6、吉井敏雄厩舎)が浮上してきそうです。開幕戦で2着に追い上げて以降連対はありませんが、前走3着と復調の兆しを見せており、B級に下がれば連絡みできるチャンスはあります。

ペースを握るのは△5 エトワールドロゼ(牝8、金田一昌厩舎)か、△7 ヒカルカミヒコーキ(牡8、佐藤茂厩舎)になりそうです。どちらも先手を奪うとしぶとさを発揮するタイプで、ヤマカツポセイドンとロンギングルックを従えながら4コーナー先頭で回ることができれば、直線もうひと伸びして粘り込めそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 1・3→1・2・3・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 1・3→1・2・3・5・7→1・2・3・5・7(24点)

宇出津あばれ祭特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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