レース展望・予想

アンタエウス重賞V3有望「ぎふ清流カップ」(笠松競馬)

2019/05/23

5月23日(木)の笠松競馬メイン第9レースは「第2回ぎふ清流カップ」(3歳、笠松競馬場1600メートル)。

昨年新設された北陸・東海・近畿地区交流重賞に、兵庫からの遠征勢2頭を含む10頭が、フルゲートで激突する。もちろん中心は実績上位の◎5 アンタエウス(牡、川西毅厩舎)だ。前走の駿蹄賞では打倒エムエスクイーンを目指したが差を詰められず直線で失速。ただ2番手から積極策で臨み、勝ちに行った結果で、1秒0差3着と内容そのものは悪くなかった。「マイルを超えると切れが鈍るね」。レース後に山田祥雄騎手が振り返ったように、スプリングカップでは克服したものの、1800メートルの距離が微妙に長かったようだ。ただ、新春ペガサスカップではトリマゴラッキ、スプリングカップではゴールドリングと、のちの重賞ウイナーの撃破に成功。先行力に底力も明らかにワンランク上だ。しかも距離は守備範囲のマイルへと替わる。駿蹄賞で先着されたエムエスクイーン、サウスグラストップの東海地区2強が不在なら、重賞V3が有力だ。

一番の相手は地元の○9 フォアフロント(牡、井上孝彦厩舎)。アンタエウスの6勝に次ぐ5勝をマークする実力派だ。ただ重賞戦線では勝ち切れず善戦止まりも、ソツがなく安定した競馬ができるレース巧者でもある。前走の駿蹄賞5着は乗り替わりも少なからずマイナスに作用していた。勝手知った地元戦で、主戦の佐藤友則騎手とのコンビも復活。好位からレースを運べれば、もちろん勝ち負け可能だ。

佐賀のル・プランタン賞に続く2度目の重賞参戦になるのは▲10 ユノートルベル(牝、兵庫・田村彰啓厩舎)。初遠征の佐賀では後方からの競馬で6着に終わったが、2度目の輸送競馬。東海地区で強さに定評がある兵庫からの“刺客”でもある。やはり軽視はできない。

内枠スタートも馬群をさばければ△1 リードメロディー(牝、坂口義幸厩舎)や、前走の勝ちっぷりが光った△3 メモリーパール(牝、塚田隆男厩舎)の名古屋勢も3連単候補に欠かせない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔1・3・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・3・9・10→1・3・9・10 1・3・9・10→5→1・3・9・10(24点)

ぎふ清流カップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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