レース展望・予想

アントニヌスが積極策から決める「猪名川特別」（園田競馬）

2019/05/23

23日（木）の園田競馬メイン第10レースにJRA交流「猪名川特別」（JRA500万・地元A1以下、園田競馬場1400メートル）が行われます。

園田競馬場で初めて、岩田父子（康誠、望来）騎手の競演が見られます。両騎手を抑えての期待は、望来騎手の1期先輩でデビューからJRAで40勝をマークしている西村淳也騎手◎1 クリノアントニヌス（牡5、JRA・川村禎彦厩舎）です。初勝利はデビュー4戦目の17年2月です。好位3番手を追走からハナを争っていた2頭を直線で楽々と捕まえました。500万でも2着2回、4着3回、5着2回など善戦しています。今年に入ってからの5走中4走は勝ち馬と1秒差以内です。520キロを超す大型馬だけに小回りコースの克服がカギですが、1番枠を生かしスタートを決め好位をキープなら2年3カ月ぶり通算2勝目のチャンスです。

父・康誠騎手○6 シメイ（牡4、JRA・森秀行厩舎）が逃げて抵抗です。JRA1勝は昨年2月の船橋での未勝利交流戦でした。好スタートからマイペースに落としての逃げ。直線を向いて吉原寛人騎手が気合いを入れると、向正面から動いた地元のトーセンパッソを5馬身ちぎりました。コース熟知の康誠騎手が先行有利の園田コースを実証します。

子・望来騎手は末脚が武器▲11 リシュブール（牡4、JRA・藤原英昭厩舎）で直線を向いて父と先輩に迫ります。外枠も大きな味方となりそうです。

地元勢ではJRA3勝馬☆12 ワキノハガクレ（牡7、住吉朝男厩舎）です。B1まで降級して10戦目の前走オッズパーク杯では向正面から動いて園田での初勝利を挙げています。

リーディングの吉村智洋騎手は△7 ポルボローネ（牝7、JRA・作田誠二厩舎）とコンビを組みます。芝を多用しており、約4年ぶりの通算3勝目を目指します。

JRAへ再転入2走目△3 ニホンピロマーク（牡6、JRA・服部利之厩舎）は小牧太騎手の手綱ですが、園田ラストがC3、C2の連勝では実力的に劣勢は否めません。

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馬単（ボックス）　1・6・11・12（12点）
3連単（ボックス）　1・6・11・12・7（60点）

猪名川特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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