レース展望・予想

叩かれさらに上積みシンゼンムサシ「ふたご座特別」（名古屋競馬）

2019/05/28

5月28日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「ふたご座特別」（B級1組、名古屋競馬場1400メートル）。

ハイレベルでみどころ多いVバトル。中心は抜群の勝ちタイムで転入初戦を飾った◎6 シンゼンムサシ（牡5、藤ケ崎一人厩舎）だ。1勝を含め中央の17戦（地方条件交流含む）すべてで一桁着順をマークしている能力はやはりダテではなかった。手ごろな相手との対戦になるB級7組だったとは言え、中団位置から勝負どころでひとまくり。2着馬に2馬身半差をつける完勝劇で、しかも1分31秒2の絶好タイムを悠々と叩き出した。手探り面が残った転入戦をひと叩きし、コース慣れなど多くの面で上積み材料が見込める2戦目でもある。好調ライバルぞろいだが、強敵相手の中央や南関東でもまれた経験値や底力を見せつけたい。

中央から転入後、【8・2・0・1】の好成績を残す○3 オンワードマリー（牝4、宮本仁厩舎）も有力なV候補。唯一連対を外した3走前はスタートの出遅れロスが響いたもので、まだ底をみせてはいない。1800メートルだったとは言え、同条件の前走1組を9馬身差Vで仕留め、有利な参戦でもある。7ハロンも特に問題なく、互角の高い評価が必要だ。

不利な大外枠スタートだが▲10 ウォーターレラ（牝4、塚田隆男厩舎）も勝ち負けに欠かせない。ゆったりしたローテーションで大事に使われて調整十分。動いた追い切りから依然、気配も絶好。先行ライバルが多く、控えるレースになりそうなだけに、うまく流れに乗れるかがポイントになりそうだ。

ひと叩き効果できっちり変わってみせた好素材△2 プリームムロジンカ（牝4、藤ケ崎一男厩舎）に、前走勝ちタイム上々の△9 サバイバルチャンス（牡5、竹口勝利厩舎）も差はわずか。

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馬単（マルチ）　6⇔2・3・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　6→2・3・9・10→2・3・9・10　2・3・9・10→6→2・3・9・10（24点）

ふたご座特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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