レース展望・予想

格上ミスタカシマが巻き返す「カーネーションカップ」（ばんえい帯広競馬）

2019/05/19

5月19日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「カーネーションカップ」（3歳以上牝馬オープン）が行われます。

最軽量640キロがサンシルクラポピー（牝4、鈴木邦哉厩舎）、650キロがヤマノホシ（牝7、長部幸光厩舎）、サカノチサト（牝9、小北栄一厩舎）など6頭、660キロがシンエイボブ、トップハンデ670キロがミスタカシマ、ナカゼンガキタの2頭。その差は最大で30キロと微妙なハンデがついています。4、5歳の若馬が多く、スタートから展開は速くなり時計の競馬になりそうです。

◎6 ミスタカシマ（牝4、槻舘重人厩舎）670キロを本命に推します。14勝のうちナナカマド賞、黒ユリ賞、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスの重賞4勝を挙げている快速牝馬です。4歳シーズン初戦のスプリングカップでは5着と敗れていますが、1着がオープンの強豪コウシュハウンカイなら11秒0差は健闘といえます。2戦目のすずらん賞はトップハンデでも1番人気に支持されましたが、苦手意識のある重い砂に対応できずに4着でした。走路の散水もあり、今回は得意とする時計の競馬になりそうです。

○9 ナカゼンガキタ（牝5、西康幸厩舎）670キロが対抗です。実績面ではミスタカシマに及びませんが、3歳時にばんえいオークス、昨年レディースカップ優勝はこのメンバーに入れば大威張りできる実績です。前走のさつき特別で牡馬のアサヒリュウセイの6秒6差の4着は好走といえます。

▲8 タナボタチャン（牝6、坂本東一厩舎）650キロが3番手です。今季開幕戦は競走除外となりましたが、初戦のB2級-4組ではサカノチサトの1秒7の僅差2着、前走は同馬に2秒1差をつけて1着と良化。重量が軽く前で競馬できるのが好結果につながっています。

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馬単　6→9・8・7・1・2（5点）
3連単（フォーメーション）　6→9→8・7・1・2（4点）

カーネーションカップの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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