レース展望・予想

ムーンヴィグラス特選クラス連勝濃厚「初夏賞」（佐賀競馬）

2019/05/18

18日（土）の佐賀競馬メイン第10レースは「初夏賞」（3歳、佐賀競馬場1750メートル）。

◎8 ムーンヴィグラス（牡、土井道隆厩舎）は、昨年7月の2歳3組（900メートル）でデビューし、2着に2秒3差をつける圧勝でしたが、その後は休養。戦線復帰後は3歳4組（3月26日、1400メートル）、スプリングスター特選（4月6日、1750メートル）と連勝し、3連勝中です。前走はキタサンルージュの2番手から向正面で並びかけ、直線で突き放しフェザーパルフェに1馬身（コンマ2秒）差をつけました。同馬や、同3着のモリデンベーは重賞での上位実績がありました。相手関係は前走より楽になっており、3歳特選クラス2勝目の可能性は高そうです。

○11 ガイノス（牡、真島元徳厩舎）は、2月に重賞の飛燕賞（1400メートル）を4着のあと、大観峰賞（3月3日、1400メートル）で3歳特選クラス初勝利を挙げましたが、その後の4戦では2度の3着が最高着順です。前走は佐賀デビュー馬限定・くすの栄橋賞（5月4日、1750メートル）へ出走し、モリデンベーからコンマ7秒差の3着でした。引き続き佐賀デビュー馬限定戦で、同レースから参戦の8頭の中では最先着だけに、今回は優勝争いに進出しそうです。

▲9 ダイリンフェロー（牡、池田忠好厩舎）は、1月の筑紫野賞、2月の古伊万里賞と、1750メートル戦で2着が2度あります。近走は1400メートル戦主体で使われていますが、距離延長での変わり身に期待したいところです。

△1 ミヤノキッドマン（牡、東眞市厩舎）は、新馬勝ちのあとの4戦連続で5着を確保しています。このメンバー相手ならさらなる飛躍が可能でしょう。

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（文／上妻輝行）


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