レース展望・予想

久々の勝機到来サムライドライブ「吉野桜特別」(名古屋競馬)

2019/04/19

4月19日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「吉野桜特別」(A級2組、名古屋競馬場1600メートル)。

勝ち負けレベルの馬がほとんどで激戦ムード。しかし準オープンなら◎2 サムライドライブ(牝4、角田輝也厩舎)に久々のVチャンス到来と言えそうだ。昨年9月の3歳重賞・秋の鞍を最後に勝ち星から遠ざかっているサムライドライブ。古馬重賞の厚い壁にはね返され続けていた印象だ。事実、前走はオープン特別に参戦。先行有利の馬場状況を生かして軽快に逃げた勝ち馬こそ捕らえられなかったが、内から位置取りを上げ、コンマ7秒差の2着に突っ込んでみせた。徐々に差す競馬をマスターし、柔軟性やレース対応力も備わってきている。追い切りが動いたように、中間気配も上々。約7カ月ぶりの勝利を飾りたいところだ。

逃げ、先行タイプが多い構成だが、なかでも逃げにこだわるのが○3 オトコギ(牡7、荒巻透厩舎)。前走の昇竜戦ではスタートからビッシリと激しく競り合い、強引に主導権を奪ってみせた。さすがにハイピッチの先行策が影響し、シンガリ負けを喫したが、3走前のA級2組では7ハロンながら8馬身差つけて完勝している。自分のペースで駆けることができれば、素早い反撃があっても驚けない。

一方、差し勝負に持ち込めば▲5 ブランニュー(牡7、宮本仁厩舎)の出番。直線では確実に末脚を伸ばしてくるクラスの安定勢力で、A級2組では現在、出走機会中2戦連続で連対。速い流れでレースが推移すれば、頭まで一気に突き抜けていい。

差し脚好ムードの△4 マヤブリリアント(牝6、井上正厩舎)は勝ち切れないレースが続く近況だが、3連単候補には欠かせない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔3・4・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・4・5・6→3・4・5・6 3・4・5・6→2→3・4・5・6(24点)

吉野桜特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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