レース展望・予想

余勢を駆るトウシンムサシ「春爛漫特別」（園田競馬）

2019/04/17

17日（水）の園田競馬メイン第11レースに「春爛漫特別」（A2、園田競馬場1230メートル）が行われます。

◎9 トウシンムサシ（セン8、高馬元紘厩舎）が昇級3戦目だった前走でゴール前に鋭く伸び今年2勝目。その余勢を駆って連勝を狙います。前走は逃げるシーズアレインボー、追うスマイルプロバイド、エイシンカーニバル、プリティクイーンなどがペースを上げる5番手で折り合いました。直線中程で先行両馬が並んだ時に中を割ります。そして、スマイルプロバイドが先頭に立った瞬間に外に出して強襲し、2頭が並んでゴール板を通過しました。写真判定の結果は外トウシンムサシに軍配です。芝を多用したJRAでは1200メートル（京都、中京）を2勝しています。ともに直線一気でした。17年6月に園田へ転入後はダートに苦しみ、初勝利まで、約11カ月かかり昨年5月でした。逃げるモンドールの2番手から直線中程で先頭に立つと、外を強襲してきたウインフラクタルをアタマ差抑えました。今年初戦B1で2勝目を挙げ、前述の前走3勝目です。スタートを決めて好位をキープし連勝を決めます。

前走ハナ差2着○12 スマイルプロバイド（牝6、飯田良弘厩舎）が今回は逃げて雪辱です。3歳時には牝馬限定の重賞・園田クイーンセレクションを制し、17年にはA2を逃げ切っています。

▲8 エイシンカーニバル（牡7、坂本和也厩舎）はJRAダートを好位追走から差し切り2勝しています。園田の2走はともに1番人気でしたが、4、6着です。馬場に慣れた頃だと思います。

☆4 プリティクイーン（牝6、諏訪貴正厩舎）はJRA時に園田での500万下交流戦を2勝しています。そして、転入後は前々走のA2を好位追走から差し切っています。

末脚器用な△7 キータイプ（牡7、松平幸秀厩舎）、昇級2戦目で好位で折り合う△3 マコトパパヴェロ（牝5、木村健厩舎）などが続きます。

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馬単（ボックス）　9・12・8・4（12点）
3連単（1軸流し）　9→12・8・4・7・3（20点）

春爛漫特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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