レース展望・予想

絶好調アイファーウタオーが決める「クレマチス特別」（名古屋競馬）

2019/04/10

4月10日（水）の名古屋競馬メイン第11レースは「クレマチス特別」（A級3組、名古屋競馬場1400メートル）。

再転入後、6戦連続連対中の絶好調馬◎6 アイファーウタオー（牡6、倉地学厩舎）がもちろん主役だ。A級昇級後の近2戦ともに逃げ切りの圧勝劇で仕留め、勢いはいっそう加速する。まさに上昇一途。勝ち時計も2走ともに1分29秒7と水準以上の好タイムをマークし、勝ちっぷりにも余裕十分。3歳在籍時も含めれば当地では10戦8勝、2着2回とまだ底を見せていないのは何とも魅力。ひと息入った臨戦過程も好気配だった追い切りの動きから心配なし。距離は当地7戦無敗を誇る得意の1400メートル戦。初めてのA級特別戦もあっさりクリアだ。

高い中央戦歴を誇る○12 ヴェゼール（牡6、竹下直人厩舎）が逆転をうかがう。中央3勝でキャリアはアイファーウタオーをしのぐ存在。転入初戦の2走前のA級4組では同馬から1秒7（8馬身）差の2着とぶっ千切られたが、久々のダート戦とハンデもあった。仕切り直しの前走5組をきっちり仕留め、ダート戦にも慣れてきた様子。2度目の対戦で雪辱を果たしたい。

転入後、4戦オール連対を誇る▲11 マコトハインケル（牡4、角田輝也厩舎）も勝ち負けに欠かせない1頭。先行力があり、差しにも回れる器用さがあり、4歳馬にしてレース対応力が高い好素材だ。

穴は△1 ダイゴマサムネ（牡7、倉地学厩舎）。強さとモロさが同居するタイプだが、すんなり先行態勢に持ち込んだ時の粘りは折り紙つき。昨冬復帰後ひと息の走りが多いが、底力十分。ロスの少ない絶好の1枠スタートを生かし切れば、粘り込みが可能。

しぶとい△10 シンパンジャ（牡5、安部幸夫厩舎）も3連単候補。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票　
馬単（マルチ）　6⇔1・10・11・12（8点）
3連単（フォーメーション）　6→1・10・11・12→1・10・11・12　1・10・11・12→6→1・10・11・12（24点）

クレマチス特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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