レース展望・予想

相手有利明らかエンパイアペガサス「桃花特別」（水沢競馬）

2019/03/30

30日（土）水沢競馬メイン第11レースは「桃花特別」（A級一組、水沢競馬場1600メートル）。

◎1 エンパイアペガサス（牡6、佐藤祐司厩舎）は毎冬、南関東へ移籍するのが恒例。昨年はオグリキャップ記念圧勝の勲章を胸にして帰郷。一條記念みちのく大賞典2連覇の偉業を達成し、ほかに青藍賞、北上川大賞典を優勝。距離の長短を問わず活躍して岩手4歳以上最優秀馬に選出されました。今冬は南関東から早々と里帰り。この一戦から赤松杯、シアンモア記念が青写真となりそうです。メンバーを見渡して、互角の勝負できる馬がいないのは誰の目にも明白ですし、2月20日に実戦を使われているのも強み。順当に勝ち上がり、王道をまい進します。

○6 キングジャガー（牡5、板垣吉則厩舎）はエンパイアペガサスと同様、岩手ダービーダイヤモンドカップ、不来方賞の3歳二冠を制圧。以降は勝ち星から遠ざかっていましたが、7月のジョッキー交流戦を快勝。古馬オープンでも通用を証明しましたが、脚部不安が発生。戦列離脱を余儀なくされました。今回は復帰初戦ですが、気のいいタイプで久々を問題にしないタイプ。相手筆頭が妥当でしょう。

▲5 レッドダニエル（セン8、佐々木由則厩舎）は2017年シーズン終盤に兵庫から転入。A級戦で5着を確保し、昨年はC2へ一気降格。6勝、2着9回の好成績を収め、A級返り咲きでも3、5着に入線しました。相手強化ですが、仕上がりの良さで上位を狙います。

△12 エルノヴィオ（牡4、酒井仁厩舎）は先行しての粘りが身上。4歳の若さでオープンを突破するか。

△2 ビッグバンドジャズ（牡9、佐藤祐司厩舎）は休み明け好走の実績が不気味。

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馬単　1→6・5・12・2（4点）
3連単（フォーメーション）　1→5・6・12→2・5・6・12（9点）

桃花特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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