レース展望・予想

ゴールドリング重賞初制覇なるか「若草賞」(名古屋競馬)

2019/03/28

3月28日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第17回若草賞(SP1)」(3歳牝馬、名古屋競馬場1400メートル)。

グランダム・ジャパン2019に組み込まれた地方全国交流重賞に、若駒12頭がフルゲートで激突する。5頭の遠征勢が参戦しているが、地元の◎12 ゴールドリング(塚田隆男厩舎)に期待したい。門別から昨冬、名古屋へと転入。移籍初戦を名刺代わりの9馬身差逃げ切りでブッ千切ると、続く2歳1組特別も難なくクリア。重賞初参戦した新春の笠松・ゴールドジュニアはハイペースの逃げで5着に失速したが、前走の重賞・スプリングカップでは価値ある銀メダルを獲得した好素材。道中でもまれ、砂を被る慣れないレースになったが、スムーズな競馬で早めに抜け出したアンタエウスに追いすがり1馬身半差の好勝負を演じてみせた。元来のスピードに頼る走りだけではなく、控えるレースもこなせる新たな一面をアピールした。前走後はレースが空き、調整量も豊富。なにより当地1400メートル戦は3勝無敗の絶好舞台でもある。主導権ならもちろん、控えるレースでも他の動向を見極めやすい外枠スタートもプラスに作用。重賞初制覇のチャンス到来だ。

中京ペガスターカップで待望のタイトルホルダーに仲間入りした○5 トリマゴラッキ(竹下直人厩舎)が重賞V2を目指す。スローで推移した流れのなか、インで脚をため、外に持ち出した直線、鋭くアタマへ突き抜けたキレはまさに真骨頂レースだった。消化不良でまさかの不発に終わったスプリングカップ6着からの素早い巻き返しで改めて地力を証明した。先行馬優位になりがちな7ハロン戦だけに直線の差し勝負に持ち込みたい。

遠征勢では▲4 リリコ(兵庫・田中範雄厩舎)に一番魅力を感じる。初の輸送競馬で遠征重賞参戦だった前走のスプリングカップでは終始外々を回るロスの多い競馬で3着に留まったが、レベル高い園田の重賞覇者でもある。2度目の輸送に、コース慣れも見込める当地2戦目。初コンビだが“名古屋の達人”岡部誠騎手とのコラボも上積みになる。勝ち負けに欠かせない。

近況成績ひと息でも△11 イケノオテンチャン(兵庫・高馬元紘厩舎)も軽視できない。門別で2勝を挙げたキャリアからもっと重賞戦線での活躍が期待できる実力派だ。

確実に力を蓄えてきている△7 ハッピーフライト(川嶋弘吉厩舎)は先行態勢に持ち込めば、持ち前のしぶとさを発揮する。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 12⇔4・5・7・11(8点)
3連単(フォーメーション) 12→4・5・7・11→4・5・7・11 4・5・7・11→12→4・5・7・11(24点)

若草賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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