レース展望・予想

前走鮮烈ヤマニンフレッチェ「タンポポ特別」（笠松競馬）

2019/03/22

3月22日（金）の笠松競馬メイン第12レースは「タンポポ特別」（C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル）。

フルゲート10頭のうち、7頭までが前走勝利馬。好調馬対決で激しいVバトルが予想されるが、中心は◎4 ヤマニンフレッチェ（牡4、森山英雄厩舎）。とにかく前走が圧巻レースだった。C級レベルでは秀逸の1400メートル・1分27秒8の抜群の勝ちタイムをあっさりと叩き出し、しかも2番手から早めに抜け出し、7馬身差で圧勝。時計の裏づけがあって、しかも豪快なレース内容のインパクトある勝ちっぷりだった。過去2度参戦した特別戦ではともに5着に終わったが、前走のように流れに乗れれば、V最短だ。

○5 ゴッドミラクル（牡4、田口輝彦厩舎）も前走、際立つ走りでアピールした。これまで先行策が勝ちパターンだったが一転、不利な後方からの競馬を強いられながら一気にアタマへ突き抜けてみせた。新境地を開いた走りは、センスに奥深さを感じさせた。先行勢が多いメンバー構成のなか、差しに回れるのもアドバンテージになりそうだ。

クラス実績上位の存在は▲9 クリアロマンス（牝4、後藤佑耶厩舎）。2走前の同条件同距離の1組特別では低評価を覆して中団から鋭く抜け出し、クビ差2着に食い込んでみせた。前走7組では危なげなく逃げ切り、依然として好気配。もちろん、勝ち負けに欠かせない1頭だ。

転入後、2戦とも連対している△6 ピースラヴィング（牡4、後藤正義厩舎）は相手強化でも、中央戦歴からまったくヒケを取らない。

さらにレース間隔があった再転入戦の前走を鮮やかに飾った△8 キフジン（牝4、川嶋弘吉厩舎）も一撃十分。

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馬単（マルチ）　4⇔5・6・8・9（8点）
3連単（フォーメーション）　4→5・6・8・9→5・6・8・9　5・6・8・9→4→5・6・8・9（24点）

タンポポ特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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