レース展望・予想

力の違い見せるかナガラオリオン「まいもんまつり"春の陣"特別」(金沢競馬)

2019/03/21

2018年度シーズンの最終開催を迎えている金沢競馬は、3月21日(祝・木)に3日目が行われます。A級馬によるレースは2鞍組まれていますが、第11レースの「まいもんまつり”春の陣”特別」(A1級二組、金沢競馬場1500メートル)ではナガラオリオンが巻き返しを狙います。

◎5 ナガラオリオン(牡10、金田一昌厩舎)は昨年末の中日杯では断然の1番人気に支持されましたが、ゲート内で暴れる悪い癖を出してしまい痛恨の出遅れ。それでも早めに駆け上がって1周目ゴール前で逃げたヤマミダンスに迫りましたが、向正面ですでに手応えはいっぱいで、最下位の11着に沈みました。年が明けて川崎の報知オールスターカップにも遠征しましたが、またも出遅れしまい12着と大敗してしまいました。マイナス18キロと大幅に馬体重を減らしていたこともあって、その後は自厩舎で休養し立て直しが図られました。10歳になりましたが、調教の動きは相変わらず元気いっぱいで、大敗続きのダメージは感じられません。A1級二組から走れるのも優位で、何とか発馬を決めて力を違いを示したいところです。

○4 ベルウッドデナリ(牡5、加藤和義厩舎)は昨秋からメキメキと頭角を現し、昨年12月のA級で2連勝を飾ってブレイクした上がり馬です。勝負どころの3コーナーから一気に駆け上がってくる伸び脚は強力で、ナガラオリオンがスタートで後手に回る展開なら、連勝を伸ばすチャンスは十分にあります。

▲11 ミスアンナ(牝5、中川雅之厩舎)は船橋からの移籍馬で、これまで門別と南関東を行き来しながら5勝を挙げています。3歳時に船橋のB3を勝って牝馬限定の地方交流・ロジータ記念に重賞初挑戦して5着がある実力馬。その後勝ち星はなく伸び悩んでいますが、金沢に来れば自信を取り戻せそうです。堅実に差してくるタイプで、先団がもつれる展開になるなら直線で浮上してくるシーンはありそうです。

小柄な牝馬で仕上がりは早い△7 カトリーヌスリジエ(牝5、高橋道雄厩舎)や、兵庫から転入してきた△3 ヴィジリア(牡4、高橋俊之厩舎)も一応の警戒は必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔4・11・7・3(8点)
3連単(フォーメーション) 5→4・11・7・3→4・11・7・3 4・11・7・3→5→4・11・7・3(24点)

まいもんまつり”春の陣”特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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