レース展望・予想

ワンモアグローリー全国区への足がかり「若駒賞」(金沢競馬)

2019/03/17

冬季休業中だった金沢競馬が3月17日(日)から再開されます。2018年度シーズンを締めくくる最終開催の初日は、第10レースの3歳馬による準重賞「若駒賞」(金沢競馬場1500メートル)がメインレースになります。

約半年ぶりに戦列へ復帰した◎6 ワンモアグローリー(牝、佐藤茂厩舎)が、長期休み明けでも注目を集めます。新馬戦から後続を大差引き離して3連勝を飾った逸材で、初めての遠征となった園田プリンセスカップでも1番人気に推されましたが、スタートで他馬に挟まれる不利もあって自分のレースがまったくできず最下位の11着に敗れてしまいました。その後は北海道へ放牧に出され立て直しが図られ、昨年11月末に帰厩しましたが、万全を期すために年内の復帰は見送られました。時間は要しましたが、追い切りでも力強い脚さばきを見せており、出走態勢は整っています。地元馬同士なら素質の違いを見せつけて、再度全国区を目指す足がかりにしたいところです。

安定度なら○11 ロンギングルック(牝、金田一昌厩舎)です。堅実な差し脚でデビューから8戦して6回も連対しており、初の1700メートルとなった金沢ヤングチャンピオンでは4着と初めて3着以内を外してしまいましたが、昨終盤戦では2番手抜け出しで快勝して巻き返しました。現状では1500メートル戦がもっとも力を出し切れているようで、久々のワンモアグローリーが息切れする展開なら逆転のチャンスもありそうです。

冬場に笠松へ移籍して使われていた▲5 サノオーソ(牡、鈴木長次厩舎)は仕上がり面で有利です。名古屋のスプリングカップでは7着と力及びませんでしたが、東海地区の強豪にモマれた効果で転入当初よりも末脚に磨きがかかっています。ロンギングルックとたたき合って直線浮上してくるシーンは考えられます。

△1 チジョウノホシ(牝、高橋俊之厩舎)は昨終盤戦のあての木賞では出遅れて1番人気に反しましたが、発馬を決めて追走で置かれなければ直線で決め手を発揮できます。

転入初戦で追い込んで3着と見せ場あった△7 ストロングジェット(牡、奥高平厩舎)もコース2走目で上積みがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔11・5(4点)
3連単(フォーメーション) 6→11・5→11・5・1・7 11・5→6→11・5・1・7(12点)

若駒賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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