レース展望・予想

今回こそエリンソードが決める「宍粟山崎 福井特別」（園田競馬）

2019/03/12

12日（火）の園田競馬メイン第11レースに「宍粟山崎 福井特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

B1再昇級以降、連続2着◎2 エリンソード（牡5、森澤友貴厩舎）が今回こそ決めるでしょう。JRAではオール芝で、新馬戦（新潟1400メートル）では、M.デムーロ騎手の手綱もあって1番人気に支持されましたが、結果は馬込みにモマれての8着。2走目もデムーロ騎手が続投し、距離を2000メートルに延ばしました。3コーナー手前で9番手（12頭立て）を追走からスパートを開始。外々を追い上げて直線では大外を強襲すると、差し切って勝利しています。上がり3ハロン35秒0は抜けたメンバー最速でした。500万下では5着が最高と結果が出ず、昨年7月から園田に転入です。ひと息の結果が続き、約3カ月半の休養。3走前のB2降級初戦では、距離を1400メートルに短縮し、大山真吾騎手との初コンビでした。逃げる1番人気ワールドスターの2番手を進んで、3コーナーから外に並びました。そして、直線を向いて手前を替えてからはグーンと伸びアッと言う間に6馬身差をつける圧勝です。B1に昇級後は好位をキープしていますが、逃げた馬に2連敗（ともに2着）です。今回はハナを争う2頭の直後をキープし、憂さを晴らすレースになります。

相手はJRAからの転入初戦を逃げ切ったJRA1勝○1 タラニス（牡4、住吉朝男厩舎）です。テンのスピードが速いモンドールの2番手で折り合うと逆転も一考です。

南関東（船橋）帰り▲4 エンプレスダンス（牝7、飯田良弘厩舎）が続きます。園田では15年にC2、C3を4戦2勝、2着2回の成績が残っています。南関東での3勝（浦和、川崎、船橋各1勝）は好位追走から差し切っています。

A2で勝利があり実績上位の☆10 エンジェルミディ（牝8、尾林幸二厩舎）に下原理騎手が約2年10カ月ぶりに騎乗します。ゴール前の混戦に強いタイプだけに警戒が必要です。

昨年4月にB1を今回と同じ竹村達也騎手で逃げ切っている前述△3 モンドール（牡6、南弘樹厩舎）は再現を狙います。

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馬単（ボックス）　2・1・4・10・3（20点）
3連単（ボックス）　2・1・4・10（24点）

宍粟山崎 福井特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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