レース展望・予想

距離実績あるオンワードマリー「うお座特別」（名古屋競馬）

2019/03/11

3月11日（月）の名古屋競馬メイン第12レースは「うお座特別」（B級1組、名古屋競馬場1800メートル）。

勝ち上がり対決のハイレベル戦で、激しいVバトルが予想される。しかし中心は4連勝中と上昇一途の◎4 オンワードマリー（牝4、宮本仁厩舎）だ。1、2月のC級1組特別を鮮やか抜け出しで連勝クリアし、前走は昇級初戦でしかも粒ぞろいのメンバーの2組も難なく撃破。中団から早めの抜け出しで2着馬を6馬身千切る完勝劇で仕留めてみせた。一般格付け後は5戦オール連対と、メキメキ頭角を現している。先行力があって、控えるレースもできる。競走センスが高く、操縦性にも優れてシャープな決め脚を持つ。好調ライバルぞろいで、相手も強化されるが、1800メートル戦での勝利実績は強みにもなる。5連勝十分だ。

勝って同条件と参戦有利は○7 ジューンシェイカー（牡4、田中敏和厩舎）。前走の1組勝利はわずかクビ差だったが、後方から鋭い決め脚でアタマまで突き抜けたキレは光っていた。オンワードマリー同様に、脚質に自在性があり、当地初の1800メートル戦もマイナスに作用しない。なにより最終追い切りの動きが目立って、依然好気配。互角の高い評価が必要だ。

一方、主導権がポイントになるのが▲8 キーポジション（牡4、倉地学厩舎）。先制して5馬身差で押し切った前走がそうだったように、デビューから主導権を握った時は6戦すべて逃げ切っている。自分のペースで運べば、最後までレースを支配できる典型的逃げ馬と言える。不利な大外枠スタートだが、主導権を取れば押し切りが狙える。

初距離も末脚の切れに定評がある△1 ディーエスノーブル（セン7、迫田清美厩舎）や相手なりに走れてしぶとい△6 チケットトゥライド（牡5、原口次夫厩舎）も差はわずか。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　4⇔1・6・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・6・7・8→1・6・7・8　1・6・7・8→4→1・6・7・8（24点）

うお座特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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