レース展望・予想

実績で圧倒するエイシンニシパが連覇濃厚「はがくれ大賞典」（佐賀競馬）

2019/03/10

10日（日）の佐賀競馬メイン第12レースは重賞「第16回はがくれ大賞典」（佐賀競馬場2000メートル、地方全国交流）。

◎5 エイシンニシパ（牡6、兵庫・橋本忠明厩舎）は、昨年のはがくれ大賞典を勝利した後は、前々走の新春賞（1月3日、園田1870メートル）まで勝ち星を挙げられませんでしたが、その間も7戦中6戦で馬券圏内を確保していました。前走は佐賀記念JpnIII（2月11日、2000メートル）へ出走し7着でしたが、そこで先着されたグレイトパールとスーパージェットの佐賀所属2頭はこのレースには登録のみで回避し不在となりました。重賞7勝は今回のメンバーでは群を抜く実績で、はがくれ大賞典2連覇は濃厚でしょう。

○3 トウシンイーグル（セン11、兵庫・高馬元紘厩舎）は、3走前の北國王冠（11月18日、金沢2600メートル）では3着と、スーパーノヴァ（7着）に先着しています。前走はA2級特別（2月20日、園田1700メートル）で2着を確保しており、このメンバー相手なら上位進出してきそうです。

▲7 スーパーノヴァ（牡7、佐賀・九日俊光厩舎）は、昨年の九州大賞典（10月21日、2500メートル）を勝利。今回の佐賀所属4頭の中では唯一の重賞（旧S2重賞除く）勝ち馬です。展開に左右されるレース運びとなりますが、九州大賞典後も1勝、2着2回と上位に食い込んできており、兵庫勢の一角崩しを期待したいところです。

△2 フォークローバー（牡5、佐賀・山田徹厩舎）は、昨年12月にA2級へ昇級し、1400メートルのA級特別クラスを2勝しています。佐賀2000メートル初挑戦だった前走の嘉瀬川賞（2月23日）では5着でした。

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はがくれ大賞典の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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