レース展望・予想

モズキングタイド巻き返しの一戦「DASH心斎橋早春特別」（園田競馬）

2019/03/14

14日（木）の園田競馬メイン第11レースに「DASH心斎橋早春特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

前走はスタートひと息で3着に敗れた◎5 モズキングタイド（牡5、飯田良弘厩舎）が巻き返しの一戦です。南関東から転入初戦はスタートを決め、鞍上の吉村智洋騎手は周囲を見渡して先頭に立ちました。13-13より遅いペースで上がり3ハロンも40秒0と平凡でしたが、2着エリンソードには2馬身差をつける完勝でした。デビュー5戦目のJRA初勝利は初ダートの京都1200メートルで逃げ切っていますが、南関東に転入後の通算2勝目（船橋）は鋭い追い込みでした。折り合いはつくタイプのようです。前走は思い切って逃げを打ったクールファンタジーに完敗の3着でした。さて今回は前走で逃げか2番手からの競馬で勝利し昇級初戦ディランフィールド、ワールドスターの主導権争いの3番手で折り合って、前走の雪辱なるでしょうか。

相手上位には前述した昇級初戦両馬を置きます。○4 ディランフィールド（牡5、大塚信次厩舎）は門別から転入初戦の1230メートルを差し切りましたが、1400メートルに距離が延びた2戦目2着、3戦目3着。同距離の前走は思い切った先行策で逃げ切り楽勝です。門別での5勝中2勝が逃げ切りですから、ベストの作戦でしょう。

一方の▲1 ワールドスター（セン5、盛本信春厩舎）は17年11月にJRAから転入後7勝していますが、5勝が逃げ切り。今回は1番枠を主張しそうです。

ペースが速くなると差し馬の出番がきます。JRA1勝（地方未勝利交流戦）で転入し7、4着から上積み必至で今回も田中学騎手が手綱を取る☆8 ジャックビーンズ（牡4、碇清次郎厩舎）、前走1番人気で伸びず7着も前々走の昇級初戦は向正面スパートからまくり切った△9 エフヨンエフ（牝5、住吉朝男厩舎）の両馬です。

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DASH心斎橋早春特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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