レース展望・予想

移籍2戦目オトコギの逃げ切り期待「里桜特別」（名古屋競馬）

2019/03/15

3月15日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「里桜特別」（A級2組、名古屋競馬場1400メートル）。

勝ち負けレベルの馬が多く激しいV争いになりそうだが、叩き2走目で上積み大きい◎3 オトコギ（牡7、荒巻透厩舎）から狙いたい。前走は手探り面が残る転入初戦ながら、勝った逃げ馬を積極的に2番手から追走。最後は5着に終わったがゴールまでしぶとい粘りを見せ、際どい2、3着争いを演じた。いきなりメドを立てる走りと内容で、レベルの高い道営・兵庫を中心に11勝を挙げたキャリアの証明でもあった。多くの面で上積みが見込める移籍2戦目はロスが少なく、先制有利な3枠スタートも好材料。逃げ切りに期待したい。

○6 ラピッドライズ（牝6、井上正厩舎）は条件が緩和している。前走は初めてのオープン挑戦だったが、難敵ぞろいの相手に4着と上々の結果で蓄える力もアピールした。ただ、勝利パターンのほとんどは先行逃げ切り。内に同タイプのオトコギがいるだけに、控えるレースに回る可能性が高い。対抗評価に留めた。

近2走は準オープンでも連続3着。持ち前の堅実さを発揮するのが▲9 ユーセイスラッガー（牡4、倉地学厩舎）。昨年10月以降のA級9戦すべてで馬券に貢献中。勝ち切れず、詰めの甘いタイプでもあるが、クラスの安定勢力はもちろん馬券に欠かせない。

また、△7 ストリートスマート（牡5）、△5 マントン（牡5）の竹下直人厩舎勢2頭はともに差しタイプで本質的には7ハロン戦向きとは言えないが、直線勝負に持ち込めばアタマまで突き抜ける力を持つ。ペースや展開がポイントになりそうだ。

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馬単（マルチ）　3⇔5・6・7・9（8点）
3連単（フォーメーション）　3→5・6・7・9→5・6・7・9　5・6・7・9→3→5・6・7・9（24点）

里桜特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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