レース展望・予想

他地区勢相手でもアンタエウス「スプリングカップ」(名古屋競馬)

2019/02/26

2月26日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第44回スプリングカップ(SP1)」(3歳、名古屋競馬場1800メートル・地方全国交流)。

南関東、兵庫からともに1頭ずつ遠征してきたが、迎え撃つ地元馬◎12 アンタエウス(牡、川西毅厩舎)の重賞連勝に期待したい。休養から復帰した昨秋以降、6戦5勝、2着1回。無傷を誇るエムエスクイーンに次ぐ、名古屋ナンバーツーの存在だ。ひと息入った臨戦過程で、しかも重賞初挑戦だった前走の新春ペガサスカップでも、高い先行力と素質を存分に披露。2番手から豪快に抜け出し、5馬身差完勝劇であっさりタイトルウイナーに仲間入りした。直前追い切りで前走以上の好ラップをマークし、シャープな動きを披露。デキ、仕上がりに不安はない。未知なる1800メートルに、初の交流重賞参戦と、前走よりさらにハードルは高くなったが、力を蓄える上り馬が突破してみせるか。

逆転候補筆頭は園田の重賞戦線で勝ち負けを演じる○4 リリコ(牝、兵庫・田中範雄厩舎)。グランダム・ジャパンの園田プリンセスカップを鋭い決め脚で制した重賞覇者で、近況も園田ジュニアカップ(12月)、園田クイーンセレクション(1月)で銀メダル獲得する実力派だ。1700メートル戦を3度経験しているのもアドバンテージになり、自在な運びができるレース巧者でもある。互角の高い評価が必要だ。

もちろん▲2 トーセンスプモーニ(牡、浦和・小久保智厩舎)も軽視できない。“南関東のビッグブランド”で、東海地区の交流重賞でも好成績を残す小久保厩舎の所属馬。準重賞の2歳オープン・ゴールドジュニアーでは鋭く3着に突っ込んでいる。破壊力十分の末脚自慢だが、追い込み脚質のため、小回り名古屋コース対応がポイントになりそうだ。

△8 トリマゴラッキ(牝、竹下直人厩舎)は久々をひと叩きされ、前進が期待できる。4カ月ぶり復帰戦だった前走の重賞2着は力の片りんで、しぶとくバテない末脚は距離延長もマイナスに作用しない。直線勝負に持ち込めば好勝負必至。

一方、先行勢ペースなら△7 ゴールドリング(牝、塚田隆男厩舎)が浮上する。ハイピッチで息の入らなかったマイルのゴールドジュニアでは5着に失速したが、1800メートル戦はスローな流れになるケースも少なくない。逃げ粘りに一考したい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 12⇔2・4・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 12→2・4・7・8→2・4・7・8 2・4・7・8→12→2・4・7・8(24点)

スプリングカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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