レース展望・予想

アースグロウ特別戦連勝へ「こぶし特別」（笠松競馬）

2019/02/04

2月4日（月）の笠松競馬メイン第10レースは「こぶし特別」（B級1組、笠松競馬場1600メートル）。

激戦模様のVバトルだが、◎6 アースグロウ（牝4、尾島徹厩舎）を中心視したい。勝って同条件に臨めるのは大きなアドバンテージになる。なにより今冬、笠松転入後、B級8組を名刺代わりに悠々逃げ切りで仕留めれば、一気に距離が延長した1800メートルの前走1組特別も逃げ切り快勝。絶好調モードだ。中央時は3戦して8着が最高だったが、金沢在籍時を含めて地方コースでは10戦6勝、2、3着各2回。すべてファンの馬券に貢献し続けるように、好成績を残す。地方の小回りコースでセールスポイントの高い先行力が開花したようだ。前走に続いて同じ54キロの斤量。マイルへの距離短縮も脚質から歓迎材料とも言える。当然、1組連勝に期待がかかる。

確実に良化し、前走2組で転入後の初勝利を飾った○3 リノサンス（牡7、田口輝彦厩舎）も高い先行力を持つ。着差はわずかアタマだったが、2番手から抜け出した前走の勝ちタイム1分42秒0は、1600メートルでの自己ベストを更新する好時計だった。兵庫の戦歴からもゆったり流れる中距離が合うタイプ。アースグロウより内めでロスの少ない3枠スタートを生かし、逆転をうかがう。

一方、差し勝負に持ち込めば、▲5 サンマルタイトル（牝5、伊藤強一厩舎）にチャンスが生まれる。直線では確実に差し脚を伸ばしてくる末脚自慢で、3走前の同条件1組でも後方から鋭く3/4馬身差2着に突っ込んでいる。以前の在籍時を含めて当地では9戦パーフェクト連対を誇っている。テンが速くなればアタマまで一気に突き抜けていい。

もちろん、クラス上位の安定勢力でしぶとさを兼備する△9 デルマチョウスケ（牡7、森山英雄厩舎）は馬券に欠かせない存在。

またひと叩き効果でさらなる上昇が見込める△8 イノデザイヤ（牝5、大橋敬永厩舎）も勝ち負けレベル。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　6⇔3・5・8・9（8点）
3連単（フォーメーション）　6→3・5・8・9→3・5・8・9　3・5・8・9→6→3・5・8・9（24点）

こぶし特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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