レース展望・予想

摂津盃馬タガノヴェリテが巻き返す「DASH福山駅前・柳津特別」（園田競馬）

2019/02/20

20日（水）の園田競馬メイン第11レースに「DASH福山駅前・柳津特別」（A1、園田競馬場1700メートル）が行われます。

久々に重賞以外を走る◎9 タガノヴェリテ（セン7、新子雅司厩舎）に園田2勝目を期待します。転入3戦目の昨年8月に摂津盃を差し切りました。同じような脚質エイシン勢の3頭（ニシパ、ミコノス、ミキサー）使いが注目されました。それら3頭の直後を進みました。逃げたのはベルサリエーレで、エイシンミコノスが3コーナーで捕まえ、4コーナーではエイシンミコノス、エイシンニシパが併走です。そして、直線中程で先頭に立ったエイシンニシパの外に並び、ゴール寸前で半馬身差し切りました。その後は重賞が続き、11月の名古屋・東海菊花賞で地元の怪物カツゲキキトキトに2馬身差2着の他は馬券絡みなしです。前走新春賞は5番手の内々を進みましたが、3コーナー過ぎから一杯になって11着惨敗です。メンバーがワンランク落ちる今回は重賞2勝目を目指すためにも園田2勝目は必至です。

怖いのはJRA4勝から転入初戦の○1 エイシンビジョン（牡6、平松徳彦厩舎）です。1番枠から先行力を生かします。JRAではダート1400メートルで3勝を挙げていましたが、4勝目は福島のダート1700メートルの特別戦を好位追走から差し切っています。レースは11月以来ですが、15日の西脇での能力検査では太め残りもなく、1200メートルで1分17秒0をマークしています。逃げ馬不在のメンバー構成だけに主導権を奪えば一気のシーンを一考です。

末脚が武器▲8 メイショウヨウコウ（牡9、住吉朝男厩舎）が続きます。昨年11月には今回と同じく吉村智洋騎手が手綱を取ってA1では3年ぶりとなる3勝目をマークしました。

門別から再転入初戦のA1・3着から2戦目☆5 エターナルヒーロー（セン9、新子雅司厩舎）、昇級3戦目△4 スリーピーアイ（牡5、北野真弘厩舎）、△7 キルタンサス（牡9、織田誠厩舎）などが連対候補です。

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馬単（マルチ）　9⇔1・8・5・4・7（10点）
3連単（1軸流し）　9→1・8・5・4・7（20点）

DASH福山駅前・柳津特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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