レース展望・予想

昨年重賞3勝のウルトラカイザー圧勝濃厚「鏡山特別」（佐賀競馬）

2019/02/24

24日（日）の佐賀競馬メイン第12レースは「鏡山特別」（A1・A2級、佐賀競馬場1400メートル）。

◎3 ウルトラカイザー（牡11、真島元徳厩舎）は、前走のウインターチャンピオン（1月27日、1400メートル）では、逃げたシゲルクロマグロに向正面入口から並びかけていきましたが、一度も前に出ることができず、同馬から1馬身半（コンマ3秒）差の2着でした。今回は8頭の登録がありましたが、シゲルクロマグロやキングプライドといった重賞勝ち馬が回避し、5頭立てとなりました。昨年重賞3勝のこの馬の力量が圧倒しており、勝利は濃厚でしょう。

○2 ベルモントナイト（牝8、柳井宏之厩舎）は、昨年は吉野ヶ里記念3着、佐賀オータムスプリント5着と、ウルトラカイザーが勝利した重賞で掲示板内を確保しています。前走の唐津湾賞はフォークローバーから1秒1差の5着と、今回唐津湾賞から参戦の3頭の中では最先着です。

▲5 オウノミチ（牡8、中野博厩舎）は、昨年7月に大分川特別（1400メートル）を勝利。その後は連対圏への進出がありませんが、掲示板内は5回確保しています。唐津湾賞では7着でしたが、久々に逃げを打っており、先行策からの上位進出に警戒したいところです。

△4 コスモポッポ（牡7、山田義人厩舎）は、昨年9月以降は馬券圏内への進出がありませんが、ベルモントナイトやオウノミチとの力量差はそれほどなく、上位争いは十分可能でしょう。

テイエムアイガテ（牝3、平山宏秀厩舎）は、九州産限定戦ではJRAのレースで2着3回、佐賀遠征でミヤマキリシマ特別（12月11日、1400メートル）3着と、短距離実績はありますが、3歳のこの時期にA級に入ると厳しそうです。

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（文／上妻輝行）


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