レース展望・予想

初ものづくしでもゴールドリング「ゴールドジュニア」（笠松競馬）

2019/01/24

1月24日（木）の笠松競馬メイン第9レースは「第43回ゴールドジュニア（SP3）」（3歳、笠松競馬場1600メートル）。

3地区交流重賞に厩舎期待のフレッシュ3歳10頭がスタンバイ。しかも勝ち負けレベルの馬ばかりで、ハイレベルなV争いが期待できそうだ。人気の中心は交流重賞で変わらず強さを発揮する兵庫勢か。

ただ力関係の見極めが難しく、キャリア若い若駒戦。配当妙味がありそうな名古屋の◎7 ゴールドリング（牝、塚田隆男厩舎）から狙うのが面白い。今冬、転入後の2連勝をともに余裕十分に悠々と逃げ切る圧勝で飾った。手ごろな構成だったと言えばそれまでだが、2走前の2歳2組を持ったままで9馬身、前走1組特別は6馬身差つけてみせた。勝ち時計も水準以上だった。初出張戦、コースも初めて。しかも距離のマイルもデビュー以来初。不安材料も事欠かないが、地元の馬場よりも軽くなる笠松コースはセールスポイントのスピードが最大限生きる舞台でもある。リスク伴う重賞初挑戦だが高配期待で、狙ってみる価値はありそうだ。

実績上位は○10 テンマダイウェーヴ（牡、兵庫・新井隆太厩舎）。初勝利が重賞勝利でもあった兵庫若駒賞Vをキッカケに、認定競走、そして前走の園田ジュニアカップと3連勝中。しかもいずれも完勝で飾り、高い能力をアピールする。初めての輸送競馬がポイントになるが、勢いともにV有力候補だ。

地元笠松勢にも好素材がズラリ。▲6 ブライアンビクター（牡、大橋敬永厩舎）は出張した名古屋・湾岸ニュースターカップで重賞ウイナーの仲間入りを果たした新興勢力。先行力があって末脚もしっかり。まだまだ伸びしろがあり、ここも勝ち負け必至。

また転入後の2連勝から奥深さを感じさせ、中央戦歴から軽視できないのが△8 サウスグラストップ（牡、尾島徹厩舎）。重賞初参戦でもいきなり劇があっても不思議ではない。

兵庫からもう1頭参戦の△3 オオエフォーチュン（牡、兵庫・住吉朝男厩舎）も十分一撃を秘める。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　7⇔3・6・8・10（8点）
3連単（フォーメーション）　7→3・6・8・10→3・6・8・10　3・6・8・10→7→3・6・8・10（24点）

ゴールドジュニアの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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