レース展望・予想

妙味十分、ウォーターディル「白銀争覇」(笠松競馬)

2019/01/10

1月10日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「第24回白銀争覇(SP3)」(笠松競馬場1400メートル)。

勝ち負けが期待できる馬ばかりがフルゲートに集結した北陸・東海・近畿の3地区交流重賞。馬券はかなり難解で、大混戦模様だ。リスクが伴うが、近2走の大敗で人気落ち必至の◎4 ウォーターディル(牡6、塚田隆男厩舎)からあえて狙ってみる。夏から秋にかけて地元名古屋のオープン特別を連勝し、初の出張戦だった10月の東海クラウンも逃げ切り完勝。その後2走は成績ひと息に終わったが、2走とも敗因は明白だ。2走前はスタートで大きくつまずく不利がありながら強引に先制したロスが失速につながっていた。そして前走は難敵相手の重賞で、しかも終始内で包まれ、もまれる競馬で力出すことなく終わった。軽めの調整パターンが多いなか、一杯に追われた最終追い切りから陣営の巻き返し意欲がひしひしと感じられる。しかも、本質的に馬場の軽い笠松コースは地元より自慢の先行力が生きる絶好の舞台。近2走のマイル戦から距離が短縮した7ハロン戦も上積み材料。強敵相手でも前走のマイル争覇よりは手ごろな相手関係へ変わっている。先制もしくは、流れに乗って先行態勢が取れれば変身は可能。配当妙味十分の同馬を狙い撃ちしたい。

もちろん、東海地区の交流重賞で相変わらず幅を利かせる○10 ナナヨンハーバー(牝7、兵庫・飯田良弘厩舎)、▲9 ブレイヴコール(牡5、兵庫・諏訪貴正厩舎)の兵庫勢2頭は有力なV候補。ナナヨンハーバーは昨年11月の兵庫クイーンカップで待望の重賞ウイナーに仲間入りするなど、地元兵庫の重賞戦線でコンスタントに好勝負をする安定勢力。ブレイヴコールは近走、短距離レース中心のローテーションに絞っており、10月の兵庫ゴールドカップではナナヨンハーバーに先着。2頭の評価は甲乙付けがたい。

笠松勢では△3 ストーミーワンダー(牡5、笹野博司厩舎)に期待がかかりそうだ。今秋復帰後は勝ち切れない走りが多いが、抜群の勝ちタイムをマークした前走で能力を再証明。諸刃の剣ともいえる内枠スタートも、うまく流れに乗れば出番は十分。

ここ2走とも消化不良の走りに終わる△8 サムライドライブ(牝4、角田輝也厩舎)もまだ見限るのは早計ではないか。

<おすすめの買い目> この買い目で投票 
馬単(マルチ) 4⇔3・8・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 4→3・8・9・10→3・8・9・10 3・8・9・10→4→3・8・9・10(24点)

白銀争覇の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬