レース展望・予想

安定感出てきたコウリキが巻き返す「ばんえい十勝金杯」（ばんえい帯広競馬）

2019/01/05

1月5日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ばんえい十勝金杯」（オープン混合）が行われます。

ノエル特別からは2着コウリキ、フナノクン（牡6、松井浩文厩舎）など5頭、オリオン特別からは6着サカノテツワンなど2頭、ホワイトクリスマス賞からは4着セイコークイン、5着カンシャノココロの9頭立て。メンバー中に減量がある若馬が不在で、砂の乾きもあり、流れは緩くなることが予想されます。

◎7 コウリキ（牡7、長部幸光厩舎）760キロを本命に推します。前走のノエル特別は、前半54秒のペースで逃げた4歳馬カネサスペシャルを追走。やや早掛け気味も、カネサスペシャル、カネゾウに続いて3番手で切りました。カネゾウ（牡8、久田守厩舎）はとらえましたが、カネサスペシャルには届かず2秒8の僅差2着に惜敗しています。元々障害に注文がつくタイプで、近走はかかりも良くなっていますが、カネサスペシャルが不在の今回は自分のペースで競馬ができそう。巻き返しが可能です。

○8 サカノテツワン（牡10、田上忠夫厩舎）750キロが対抗です。今季は5勝を挙げている実力馬。A1昇級2走目のオリオン特別は、主戦の工藤篤騎手がアサヒリュウセイ（2着）に騎乗のために菊池一樹手に乗替わり。スタートから後方を進み障害も7番手で、直線だけの競馬で勝ち馬からは14秒4差の6着でしたが、今回は工藤騎手で改めて期待したい。

▲9 ホクショウマックス（牡8、村上慎一厩舎）750キロが3番手です。スタートダッシュがつかずに厳しい展開の競馬が続いていますが、そのぶん障害は巧者で通ります。島津新騎手との相性も良く、4走前のトドワラ特別では大外枠でしたが、障害ひと腰からサカノテツワンに3秒4差で逃げ切っています。

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馬単　7→8・9・2・1（4点）
3連単（フォーメーション）　7→8→9・2・1（3点）

ばんえい十勝金杯の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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