レース展望・予想

カツゲキキトキトの力が違う「名古屋記念」(名古屋競馬)

2019/01/04

1月4日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「第22回名古屋記念(SP1)」(名古屋競馬場1400メートル)。

名古屋のお正月シリーズを飾るメイン重賞。最強馬◎6 カツゲキキトキト(牡6、錦見勇夫厩舎)が参戦となれば、素直にワンクラス上の実力を信頼したい。暮れの大一番・名古屋グランプリJpnIIから中10日のハード日程。しかも息の長い末脚自慢にとって、不向きな短距離1400メートル。マイナス要因はあっても地元馬同士との戦いなら、やはり格に役者が違う。名古屋グランプリJpnIIでは好位キープも伸び切れなかったが、難敵相手に5着に留まったのは底力の片りん。さすがに強行スケジュールで中間は軽めの調整に終始し、万全のデキとはいかないだろう。しかし勝負づけが済んで、常に打ち負かしている相手ばかり。17年の覇者でもあり、地方馬同士の7ハロン重賞ならこれまでも十分こなしてきた。ファンの圧倒的人気にここも応える。

レースの興味は相手探し。紙一重の争いだが、先行力やスピードがモノを言う1400メートル戦を考えれば、○4 メモリートニック(牡5、塚田隆男厩舎)に食指が動く。1600メートルの前走マイル争覇では4着に終わったが、7ハロンの重賞では強敵相手の笠松グランプリをはじめ、3戦すべてで銅メダル獲得。高い先行力と粘りを堂々、発揮する。ここもテンの速さを生かし主導権を握って粘りこみたい。

もちろん、実績では▲1 サンデンバロン(牡7、塚田隆男厩舎)、△2 ポルタディソーニ(牝5、瀬戸口悟厩舎)の2頭が上回る。カツゲキキトキトに勝ったことはない2頭だが、コンスタントに好勝負を演じてみせる。控える競馬が板につき、7ハロン巧者でもあるサンデンバロンに、器用に立ち回り、イン差しを得意とするポルタディソーニは絶好の2枠からのスタート。ともに連争い欠かせない存在。

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馬単 6→1・2・4(3点)
3連単(1軸流し) 6→1・2・4(6点)

名古屋記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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