レース展望・予想

クラス据え置きイスズイーグルが3連勝へ「寒冷特別」（園田競馬）

2019/01/23

23日（水）の園田競馬メイン第11レースに「寒冷特別」（B1一、園田競馬場1700メートル）が行われます。

2連勝◎8 イスズイーグル（牡6、大塚信次厩舎）がクラス据え置きで、前走同様に向正面からスパートして3連勝なるでしょうか。昨年2月に岩手から転入した頃は太め残りもあって平凡な内容の連続でした。気配を見せたのは昨年9月の4走前。向正面から動いて3コーナー5番手、4コーナー4番手から勝ち馬と0秒2差3着と園田で初の馬券絡みです。吉村智洋騎手が手綱を取った続くレースでは向正面からスパートして、逃げていた1番人気モズフレミントンの外に4コーナーで並びわずかに先頭に出ました。結果は内から差し返されてアタマ差2着です。この2走が、前々走B2、前走B1の連勝に繋がります。田中学騎手が乗った前々走は4番手から差し切ってコスモヴァーズに3馬身差です。そして、吉村騎手に戻った前走は圧巻でした。向正面から外に出しステッキ一発で加速し、アッと言う間に先頭。好位を進んで伸びたラピッドハーバーを7馬身ちぎりました。1カ月余のレース間隔で大きな馬体増がなければ再現が濃厚です。

相手探しは難解です。前述イスズイーグルに前々走で7馬身＋2馬身差3着○6 バレエダンサー（牝6、新子雅司厩舎）が、前走では2番手から抜けたカリテスグレースを強襲しクビ差2着まで伸びています。JRA3歳新馬戦（中山芝2000メートル）を逃げ切っているように先行力もあります。ダートに慣れてくれば大変身もありそうです。

園田デビュー馬▲2 テクノマインド（牡4、住吉朝男厩舎）は内から積極策で粘りを発揮します。昨年は菊水賞5着、兵庫ダービーでは好位の3、4番手で粘って3着でした。

☆7 フォローガーネット（牝7、柏原誠路厩舎）は初の園田1700メートルに挑みます。JRA時の初勝利が函館ダート1700メートルだけにクリアできると思います。

ほか、堅実△5 ヴァーゲンザイル（セン11、山口浩幸厩舎）、菊水賞馬で降級2戦目の△3 アゼツライト（牡4、木村健厩舎）なども連対候補です。

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馬単（ボックス）　8・6・2・7（12点）
3連単（1軸流し）　8→6・2・7・5・3（20点）

寒冷特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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