レース展望・予想

エムエスクイーン無敗の女王へ「ライデンリーダー記念」(笠松競馬)

2018/12/30

12月30日(日)の笠松競馬メイン第10レースは「ライデンリーダー記念(SP1)」(2歳牝馬、笠松競馬場1600メートル)。

新馬戦から連勝街道をひた走る、◎7 エムエスクイーン(竹下直人厩舎)が断然の主役だ。現在、デビューから無傷の7連勝中。しかもそのすべてが2着馬に明確な着差をつけた先行圧勝劇。重賞制覇した2走前の10月ゴールドウィング賞も大差をつける圧巻ゴールで仕留めている。現段階で欠点が少なく、完成度もかなり高い超好素材。今年の東海3歳シーンをけん引したサムライドライブ以上との声もあるほどだ。スタートセンスがあって、二の脚が速い。当然、先制もしくは2、3番手から安定したレース運びができる。しかも先行力に操縦性も高く、末脚もしっかり。圧倒的なパフォーマンスは必然と言える。初めて地元名古屋を離れた笠松コースも、馬場が軽くなるのはむしろ大歓迎。素直な性格から初コースも不安とも言えない。東海の2歳女王の座もアッサリ手中に収めそうだ。

ポイントは次位争い。転入2走目の○3 ナラ(湯前良人厩舎)に一番の魅力を感じる。道営の認定競走勝ち馬で力量十分なうえ、転入初戦だった前走2組を7馬身ちぎるど派手なリスタート。2番手から豪快に抜け出した走りに今後の可能性を感じさせる。上積み材料に事欠かない移籍2戦目で、道営勝利も1700メートル戦とマイルの距離もOK。エムエスクイーンに詰め寄るか。

もちろん、笠松の2歳シーンをけん引してきた▲5 ボルドープラージュ(笹野博司厩舎)も馬券に欠かせない。転入後の連勝が3でストップした前走のジュニアキング3着だったが、敢えてもまれ、砂を被るレースを試みたロスが影響したようだ。本質的には先行力が生かせる7ハロンがベスト距離だが、ラブミーチャン記念ではマイルの距離も克服済み。差はわずか。

エムエスクイーンには決定的な差をつけられ続けるが、古馬混合戦の当地B級1組戦でも3着に食い込んでみせた△8 リードメロディー(坂口義幸厩舎)に、移籍初戦でも相手なりに走れるタイプの△4 ハッピーフライト(川嶋弘吉厩舎)も連争いなら。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 7→3・4・5・8(4点)
3連単(1軸流し) 7→3・4・5・8(12点)

ライデンリーダー記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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