レース展望・予想

地元・吉村騎手マテラスカイの逃げ切り濃厚「兵庫ゴールドトロフィー」（園田競馬）

2018/12/27

27日（木）の園田競馬メイン第10レースに「第18回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII」（3歳以上ハンデ、園田競馬場1400メートル）が行われます。

第1回からJRA馬が17連勝中です。今年も記録は継続しそうです。その筆頭に◎12 マテラスカイ（牡4、JRA・森秀行厩舎）を置きます。1000万で低迷していたところ、今年初戦と2走目に武豊騎手とコンビを組んでから一変しました。ドバイゴールデンシャヒーン（5着）後、1600万特別、プロキオンステークスGIIIと逃げ切り連勝しました。5番人気だったプロキオンステークスは13番枠から鋭いスタートを決めました。ゴール直前の1ハロンは12秒8でしたが、スタートからの1000メートルは10秒7を最速に56秒3でした。勝ち時計の1分20秒3は中京ダート1400メートルのレコードです。前々走の大井・東京盃JpnIIはキタサンミカヅキに完敗4着でしたが、前走のJBCスプリントJpnIはゴール寸前まで踏ん張ってグレイスフルリープ（昨年の兵庫ゴールドトロフィー勝ち馬）のクビ差惜敗でした。さあ、今回は地元のリーディングジョッキー吉村智洋騎手が初めて手綱を取ります。コース熟知は大きな味方で、スタート互角なら主導権を奪って一気に突っ走ります。

相手筆頭は○1 サクセスエナジー（牡4、JRA・北出成人厩舎）です。近況ひと息ですが、春の地方ダートグレード、名古屋・かきつばた記念JpnIII、浦和・さきたま杯JpnIIを連勝。さきたま杯では前述キタサンミカヅキを破っています。

地元勢の筆頭は▲10 エイシンバランサー（牡6、新子雅司厩舎）です。8月には佐賀でサマーチャンピオンJpnIIIを勝っており、前走笠松グランプリを楽勝して調子は上向きです。

ダート転向初戦のかきつばた記念JpnIIIでサクセスエナジーの3着☆2 サンライズメジャー（牡9、JRA・濱田多實雄厩舎）、転入4戦目で51キロの軽量を生かす△5 リッパーザウィン（牡6、橋本忠明厩舎）、高知・黒船賞JpnIIIを制した△7 エイシンヴァラー（牡7、新子雅司厩舎）なども連対候補です。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（ボックス）　12・1・10・2（12点）
3連単（1軸流し）　12→1・10・2・5・7（20点）

兵庫ゴールドトロフィーの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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