レース展望・予想

シンエイパワーが混戦制すか「十勝岳特別」（ばんえい帯広競馬）

2018/12/01

12月1日（土）のばんえい帯広競馬第10レースには、「十勝岳特別」（B1級1-1・2組決勝）が行われます。

B1級-1組予選からは1着シンエイパワー、2着イッキフジ、3着センリョウボスなど上位5頭、B1級-2組予選からは1着ヤマノホシ（牝6、長部幸光厩舎）、2着ホクトシンバ、3着サカノバツグン（牡4、小林勝二厩舎）など上位5頭による10頭立ての一戦です。B1級はスピード、障害力に優れた馬が多い激戦区。平場戦ではスピードで押し切ることができても、特別戦となるとパワーも要求されますが、しかし当日の十勝地方には雪予報も出ており、難解な一戦と言えます。

◎2 シンエイパワー（牡8、久田守厩舎）715キロを本命に推します。1組予選は強い勝ち方で、ヤマトジャパン、コウシュハレガシーの人気上位馬は下位に沈みました。馬場状態にやや左右されやすいところが見られ、成績にも波があるタイプと言えますが、3走前のB1級-2組戦ではヤマノホシに3秒4差をつけて1着。上手く流れに乗れれば逃げ切りが2連勝が期待されます。

○1 イッキフジ（牡8、林豊厩舎）715キロが対抗です。今季は4勝を挙げていますが、暑い時期には良績がなく、2走前のB1級-2組戦でようやくこの馬らしい先行力と障害力を見せ2着と復調が見られました。続く1組予選では相手強化でもシンエイパワーの2着と健闘しています。もともと障害には絶対の自信を持った馬。特別戦で重量がアップし、他馬が障害に手間とった時には逃げ切り逆転も十分あります。

▲5 キタノサカエヒメ（牝4、中島敏博厩舎）680キロが3番手です。B2級戦（混合戦を含む）を2連勝して挑んだ4歳牝馬重賞・クインカップで2着と大健闘しています。派手さはありませんが、安定した障害力には定評があり、クインカップでは690キロを経験している好調牝馬です。

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馬単　2→1・5・9・10・3（5点）
3連単（フォーメーション）　2→1→5・9・10・3（4点）

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（文／小寺雄司）


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