レース展望・予想

前走時計優秀エムオータイショウ「イノセントカップ」(門別競馬)

2018/11/14

11月14日(水)の門別競馬メイン第12レースは、「第18回イノセントカップ」(2歳、門別競馬場1200メートル)。

9月6日未明に発生し、最大震度7を記録した北海道胆振東部地震の余波で、当初予定されていた9月13日(木)から、シーズン最終週の11月14日に延期されていたJBC協会協賛スタリオンシリーズ・エスケンデレヤ賞が、このイノセントカップ。今後を見据えて早めにJRA、他地方に移籍した馬もいる一方、各地で地方全国交流の2歳重賞も相次いで行われることもあり、ここは7頭立てと少々寂しい出走頭数にはなった。

ただ、今シーズン最終週という面も含めた寂寥感を吹き飛ばしてくれそうなスター候補の出走は、本当に楽しみだ。前走、未来優駿2018・第5回サッポロクラシックカップを門別1200メートルの2歳レコード(1分11秒5=2013年9月26日・ニシケンモノノフ)まであと0秒1まで迫る、1分11秒6の超抜時計で圧勝した◎6 エムオータイショウ(牡、角川秀樹厩舎・父スウェプトオーヴァーボード)だ。前走の重賞初Vを含めデビュー以来4戦3勝、唯一2着に敗れたデビュー2戦目は最後の追い比べで当時重い馬場状態だったインに入ってハナ差敗れたもので、負けて強しの内容だった。1戦ごとにフットワークに力強さを増してきた中で、今回は前走より1頭増えたものの相手関係はさらに与しやすくなった印象。今回も、同厩舎で先手をとりたいキスミーローズを行かせて2、3番手追走のかたちだろうが、まさしく前走のリプレイを見ているかの走りをしてくれる可能性が高そう。すんなり重賞2勝目を決めてみせる可能性が高いとみる。

○1 キスミーローズ(牝、角川秀樹厩舎・父サウスヴィグラス)はエムオータイショウがすんなり番手確保なら、終盤に余力を残しての逃げを打てそう。さらに、これまた同厩舎の▲5 レコードチェイサー(牝、角川秀樹厩舎・父ディープブリランテ)もこの少頭数なら前付けでの競馬になりそうだ。

この角川厩舎勢3頭の隊列をどこかで乱す可能性があるとすれば△7 ルマーカーブル(牡、佐々木国明厩舎・父フィガロ)だろうが、道中自ら果敢に動くことで終いが鈍ってしまう懸念も拭えないだけに、ここはやはりエムオータイショウがすんなり抜け出してくる可能性が高いとみる。

終い勝負の×2 グリードパルフェ(牡、林和弘厩舎・父トビーズコーナー)、×3 グローリアスライブ(牝、川島雅人厩舎・父ゴールドヘイロー)は3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 6→1・5・7(3点)
3連単(フォーメーション) 6→1・5・7→1・5・7・2・3(12点)

イノセントカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


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