レース展望・予想

好調馬ばかりの大激戦「石川県デザイン展」（金沢競馬）

2018/11/11

11月11日（日）から開催される第17回催金沢競馬は、B1級、B2級、C1級が前3走分の収得賞金順で格付けされる特別編成になっており、11日に行われる初日の第8レース「石川県デザイン展」（B1特選、金沢競馬場1500メートル）は、3走以内に勝ち星を飾った好調馬ばかり集めた好メンバーとなりました。

◎4 レヴェナント（牡3、黒木豊厩舎）は中央未勝利から移籍後4戦4勝とまだ土がついていません。転入初戦こそ直線3頭の競り合いを制しての辛勝でしたが、2戦目からは先手を奪うと楽な手応えで4コーナーを先頭で回って後続を引き離す圧逃劇が続いています。初の1500メートル戦となった前走も好タイムで逃げ切っており、底知れぬ強さを感じます。強敵がそろったここで連勝が伸ばせるならA級入りも狙えるだけに今後を占う試金石となります。

○2 サンデーストリート（牝4、鈴木長次厩舎）はA級に昇級してから先手を奪えず足踏み状態が続いていましたが、前走のB1級二組で久々に白星を飾って復調のきっかけをつかみました。逃げられなくても勝てたのは収穫で、以前よりもまれ強くなっています。A2級でもそれほど差のないレースをしていたことから、好調馬ぞろいのメンバー構成でも上位争いが期待できます。

▲7 ラスカルグレイ（セン5、鈴木長次厩舎）も兵庫から移籍後5戦5勝と金沢でまだ負けていません。2、3連勝目は若い3歳馬相手に逃げ切る価値がある白星で、B2級に昇級してもスピードで太刀打ちできる相手が見当たりません。今回はさらに相手は骨っぽくなりましたが、先手争いを制して自分のレースに持ち込めるなら、底力の高さで押し切ってしまいそうです。

上位3頭がスタートから激しく競り合って先手争いを繰り広げるなら、△1 ベルウッドデナリ（牡4、加藤和義厩舎）に差すチャンスが広がります。

△5 デルマネライウチ（牝4、金田一昌厩舎）も2走前のように好位からひと脚を使うレースができれば連絡みがありそうです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（フォーメーション）　4・2・7→4・2・7・1・5（12点）
3連単（フォーメーション）　4・2・7→4・2・7・1・5→4・2・7・1・5（36点）

石川県デザイン展の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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