レース展望・予想

5連勝に期待かかるメモリーフェーブル「トパーズ特別」（名古屋競馬）

2018/11/02

11月2日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは、2018JBC京都まであと2日「トパーズ特別」（A級2組、名古屋競馬場1400メートル）。

A級昇級後、4連勝を飾る好素材◎1 メモリーフェーブル（牝4、塚田隆男厩舎）がもちろん主役だ。さすがに派手な勝ちっぷりは少なくなったが、先行力があって、差しもこなせるレースセンスに能力を兼ね備えるタイプ。同条件A級2組でも、2走前の1600メートル戦は3～4コーナー先頭からの押し切り、前走1800メートル戦では差し切りで仕留めている。1400メートル戦に変わったが、脚質から2ハロンの短縮はむしろプラス材料とも言える。ロスのない絶好の1枠スタートも好都合。5連勝に当然、期待がかかる。

一番の相手は同厩舎の○7 リョーシンヒナタ（牝5、塚田隆男厩舎）。距離、流れを問わず堅実に駆ける安定感が魅力だ。近3走はまだ連対実績がない重賞参戦に、オープン特別で、ひと息の着順も仕方なし。しかしA級2組では8月末に勝っているように、コンスタントに好成績を残している。勝ち負けに欠かせない。

約2カ月半ぶりの実戦復帰になるが▲3 ラモントルドール（牝4、今津博之厩舎）も軽視できない。乗り込み量はまずまずで、一杯に追われた最終追い切りの動きや走破タイムも上々。仕上がり途上とは言え、一気に突っ走れる1400メートル戦。流れに乗ってレースを進めれば、いきなりの好走劇があっていい。

一方、△2 マヤブリリアント（牝5、井上正厩舎）は距離がもう少し欲しいところだが、手ごろな相手との対戦に変わっている。さらに、△6 エスタシオン（セン4、田中敏和厩舎）は前走A級2組での勝利は意表を突いた逃げが奏功した面もあったが、意欲的な連闘策で挑むのがプラスに働く。ともに連争いなら十分。

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3連単（1軸流し）　1→2・3・6・7（12点）

トパーズ特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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