レース展望・予想

デリッツァリモーネの初戴冠なるか「九州大賞典」（佐賀競馬）

2018/10/21

21日（日）の佐賀競馬メイン第11レースは重賞「第20回九州大賞典」（佐賀競馬場2500メートル）。優勝馬には佐賀記念JpnIII（2月5日）への優先出走権が与えられます。

◎5 デリッツァリモーネ（セン7、真島元徳厩舎）は、昨年1月の佐賀転入時はC2級格付でしたが、年内に12勝を挙げ、今年1月にA2級へ昇級しました。今年に入ってからは未勝利でしたが、前走の国見岳特別（10月1日、2000メートル）で今年初勝利を挙げています。佐賀中距離トップクラスが揃った一戦となりましたが、このメンバー相手でも優勝争いするだけの力量はありそうです。

○3 イッシンドウタイ（牡9、真島元徳厩舎）は、5月の佐賀転入後は9戦し、7月の佐賀王冠賞（2000メートル）3着以外のレースはすべて連対を確保しています（4勝）。ここ3走連続でデリッツァリモーネと同じレースを走り、前走は同馬の2着でしたが、3走前、前々走は先着しています。

▲6 キョウワカイザー（牡8、大垣敏夫厩舎）は、昨年のこのレースの覇者で、連覇のかかる一戦です。例年通り夏場は休養し、9月に戦線復帰しましたが、小岱山特別（9月16日、1750メートル）5着、玄界灘賞（9月29日、1400メートル）3着と、復帰後2戦は勝ち馬とやや差のある敗戦でした。

△8 スーパージェット（牡3、九日俊光厩舎）は、九州ダービー栄城賞、ロータスクラウン賞（10月1日、2000メートル）の佐賀3歳二冠を達成しています。A級では前々走の大淀川賞（9月1日、1750メートル）に出走し、勝ち馬から1秒8差の4着でした。A級トップクラスとは初対戦で相手関係は大幅強化と、試金石の一戦です。

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馬単（フォーメーション）　5・3→5・3・6（4点）
3連単（フォーメーション）　5・3→5・3・6→5・3・6・8（8点）

九州大賞典の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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