レース展望・予想

3歳の勢いか、古馬の意地か(金沢競馬)

2018/10/21

10月21日(日)に開催される金沢競馬で好配当が期待できそうなのは、第11レースの、B1級四組(金沢競馬場1500メートル)です。最近は3歳馬の活躍ばかりが目立っていますが、太刀打ちできそうな古馬もいて、混戦ムードになっています。

まず人気になるのは3歳の◎10 ソウタロウ(牡3、金田一昌厩舎)です。気性的に難しい面があって出世こそ遅れましたが、ひと夏を越して課題だったゲートの不安が解消されました。前走も発馬を決めると逃げた馬をにらみながら内で脚をためて、直線に向くと一気に弾けて先頭へ抜け出しました。今年1月の名古屋遠征以来の白星で、ようやくポテンシャルの高さを発揮し始めたようです。さらにクラスは上がりましたが、追い切りも順調に消化できるようになった今の状態なら、あっさりクリアしても不思議ではありません。

○3 レヴェナント(牡3、黒木豊厩舎)は今秋に中央未勝利から転入してきて、ここまで負けなしの3連勝と勢いに乗っています。転入初戦こそ直線で競り勝つ内容でしたが、その後は先手争いを制するとそのままスピードの違いで押し切ってしまう強さを見せつけています。今回は距離が1500メートルに延びますが、ここも先手を奪ってペースを握ることができれば、連勝が伸ばせるかもしれません。

勢いに乗る3歳勢に古馬の意地を見せたいのは、▲8 マルカンベルガー(牡4、高橋道雄厩舎)です。猛暑で一時はリズムを崩しましたが、前走は出遅れながらも2着に粘り込んで復活の兆しが見えました。最近は末脚を生かすレースも板についてきており、レヴェナントとソウタロウが競り合う展開になれば、差し切るチャンスがありそうです。

△1 ライフトップガン(牡8、鈴木正也厩舎)も機動力の高さには定評があります。こちらも夏場の疲れが解消してきて徐々に調子は上向いており、位置どり次第では一気に前を捕らえてしまう決め手もあります。

△5 ハクサングロウ(牝4、加藤和義厩舎)も先手を奪えば強さを発揮するタイプで、レヴェナントとのハナ争いを制すなら前残りのシーンがあるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 10⇔3・8・1・5(8点)
3連単(フォーメーション) 10→3・8・1・5→3・8・1・5 3・8・1・5→10→3・8・1・5(24点)

B1級四組の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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