レース展望・予想

軽ハンデ魅力の3歳ドンフォルティス「白山大賞典」(金沢競馬)

2018/10/02

金沢競馬唯一のダートグレードレース「第38回白山大賞典JpnIII」(金沢競馬場2100メートル)が、2日(火)に開催される金沢競馬のメイン第11レースで争われます。

翌日3日には船橋で日本テレビ盃JpnIIが行われるとあって、ジーワンクラスの参戦は減ってしまいましたが、これからのダート界を盛り上げてくれそうなスター候補たちが今年も多く金沢に集まってくれました。

JRA勢はどれも甲乙つけがたい顔ぶれですが、◎9 ドンフォルティス(牡3、JRA・牧浦充徳厩舎)に期待したいです。2歳時には川崎の全日本2歳優駿JpnIで2着に入り、今年4月の中山・伏竜ステークスを制して、7月の大井・ジャパンダートダービーJpnIでは2番人気に推されましたが、中団から伸び切れず6着でした。続く8月の新潟・レパードステークスGIIIでも4着に敗れてしまい、今夏は結果を残せませんでしたが、涼しくなるにつれて活気は戻ってきており、追い切りの動きは明らかに良くなっています。3歳馬で重賞未勝利のため52キロの軽ハンデで出走できるのは有利で、瞬発力の違いを見せてくれそうです。

同じく3歳馬の○11 グリム(牡3、JRA・野中賢二厩舎)も53キロの斤量で走れるのは魅力です。前走の新潟・レパードステークスGIIIでは、ゴール前いっぱいになりながらもクビ差で逃げ切り、重賞初Vを飾っています。大外枠から先手を奪えるかがポイントとなりますが、今回もマイペースの逃げに持ち込んでしまえば、並ばれても抜かせない勝負根性を金沢でも披露してくれそうです。

▲6 ミツバ(牡6、JRA・加用正厩舎)も盛岡・マーキュリーカップJpnIIIを連覇している実績から当然人気になります。前走の札幌・エルムステークスGIIIでは1番人気に応えられませんでしたが、後方から一気に3着まで追い上げてきた末脚は脅威でした。今回も仕掛けどころが鍵を握りますが、2周目向正面から早めにエンジンがかかってしまえば、4コーナーで先団をまとめて捕らえてしまうシーンがありそうです。

△8 センチュリオン(牡6、JRA・田村康仁厩舎)も約6カ月ぶりで休み明けとなりますが、マーチステークスGIIIを含む中央オープン3勝の実績は今回のメンバーでは抜けています。初めてとなる地方の小回りコースでもしぶとい先行力を生かせれば、上位争いは可能です。

地方勢では昨年このレースで2着と健闘した△5 カツゲキキトキト(牡5、名古屋・錦見勇夫厩舎)に注目が集まります。前走の大井・東京記念で2着に粘ったように、今回も中央勢に食い下がっていければ、悲願のダートグレード制覇も見えてきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔11・6・8・5(8点)
3連単(フォーメーション) 9→11・6・8・5→11・6・8・5 11・6・8・5→9→11・6・8・5(24点)

白山大賞典の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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