レース展望・予想

強敵不在でコウシュハウンカイ巻き返す「マロニエ賞」（ばんえい帯広競馬）

2018/09/02

9月2日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「マロニエ賞」（オープン）が行われます。

登録があったオレノココロ、マツカゼウンカイ、シンザンボーイの3頭が出走を回避したため7頭立てと少し淋しいオープン戦。前走か2走前がばんえいグランプリだった馬が5頭と多くほぼ再戦と言えます。

◎5 コウシュハウンカイ（牡8、松井浩文厩舎）745キロを本命に推します。今季6戦5勝、2着1回、ファン投票5位で選出され挑んだばんえいグランプリは、いつも通りのスタート、いつも通りの先行策でしたが、前半が63秒のスローペース。障害はいつもより手間取ったものの1番手で切りましたが、残り30メートルで脚色が鈍り、1着オレノココロに21秒もの差をつけられての4着は、障害で余分な力を使ったのが敗因とはっきりしています。今回はオレノココロも不在で、巻き返します。

○2 センゴクエース（牡6、槻舘重人厩舎）730キロが対抗です。近3走では、ビッグウエイトカップはキサラキク（牝7、金田勇厩舎）の8秒9差の4着、ばんえいグランプリはオレノココロの8秒7差の2着、前走のJRAジョッキーDAY特別はキサラキクの0秒8の僅差2着と勝ち切れないまでも健闘しています。あとひと息障害が早く切れていたら勝ち負けですが、730キロなら心配は無用です。流れが落ち着き自分の競馬さえできた時には逆転もある対抗です。

▲4 フジダイビクトリー（牡10、中島敏博厩舎）720キロが3番手です。ばんえいグランプリでは先行して障害も早めに仕掛け勝負がかりで、登坂で止まったのは勝ちに行ってのもので度外視できます。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単　5→2・4・6（3点）
3連単（フォーメーション）　5→2→4・6（2点）

マロニエ賞の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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