レース展望・予想

ウォーターディル、OP連勝に期待大「サファイアオープン」（名古屋競馬）

2018/09/14

9月14日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「サファイアオープン」（A級1組、名古屋競馬場1600メートル）。

通算19勝目は初めて2番手から控える競馬で飾った◎3 ウォーターディル（牡5、塚田隆男厩舎）がもちろん中心だ。同時にデビュー以来、うれしい初のオープン勝利でもあった。すんなり2番手で流れに乗れたのも一因だが、短距離1400メートル戦での7馬身差完勝は評価できる走りだった。先行ライバルも少なくないが、同厩舎メモリートニックとの競り合いは考えにくい。主導権取りに有利な内の3枠スタートはアドバンテージで、前走を逃げずに結果を出したのも強みになる。1ハロン距離が延長したが、オープン連勝に当然期待がかかる。

マイル戦歓迎は○1 マイネルカリスト（牡5、田中敏和厩舎）。近5走のオープンでは5戦1勝、2着3回、3着1回。しっかりと末脚を伸ばし、すべてファンの馬券に貢献中だ。2着だった前走は7馬身差をつけられたが7ハロン戦。1ハロンの距離延長を味方に、逆転をうかがう。

初めてのオープン参戦になる▲4 サザンオールスター（牡4、今津博之厩舎）の走りは見逃せない。前走は主導権を握って有利にレースを運んだとはいえ、快勝で準オープンを制している。メキメキと力を蓄えてきた新興勢力が即通用するか、注目だ。

近況は追い込み届かずの走りが続く△7 ブランニュー（牡6、宮本仁厩舎）だが相性いい岡部誠騎手との久々のタッグ結成が上積み材料。

一方、ここ2走の重賞で連続銅メダルと粘り強さを発揮している△6 メモリートニック（牡4、塚田隆男厩舎）だが、同タイプのウォーターディルが内枠にスタンバイするため、評価を下げたい。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　3⇔1・4・6・7（8点）
3連単（フォーメーション）　3→1・4・6・7→1・4・6・7　1・4・6・7→3→1・4・6・7（24点）

サファイアオープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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