レース展望・予想

1400m戦4連勝中のウルトラカイザー優勢「玄界灘賞」(佐賀競馬)

2018/09/29

29日(土)の佐賀競馬メイン第10レースは「玄界灘賞」(A1・A2級、佐賀競馬場1400メートル)。

◎8 ウルトラカイザー(牡10、真島元徳厩舎)は、ここ4走は1400メートル戦を使われ、重賞の吉野ヶ里記念(7月22日)を含めすべて勝利しています。今回は休み明け2戦目のキョウワカイザーや、宮之浦岳特別を勝ったヒカリマサムネが参戦。前走の有明海特別(8月31日)よりも相手強化となりますが、今年の佐賀1400メートル戦では7戦6勝、2着1回とほぼ完璧な成績を残しており、5連勝の可能性は高そうです。

○6 ヒカリマサムネ(牡8、濱田一夫厩舎)は、前々走の宮之浦岳特別(8月5日、1400メートル)がJRAからの転入初戦。逃げたマサヤからやや離れた2番手を追走すると、直線で半馬身(コンマ1秒)交わして勝利しています。続く前走の小岱山特別(9月16日、1750メートル)では勝ち馬から3秒5差の8着に敗れていますが、前所属のJRAでは1200メートルまでの経験しかなく、初の中距離戦への出走だっただけに度外視できそうです。距離短縮での巻き返しが期待されます。

▲5 シゲルクロマグロ(牡5、九日俊光厩舎)は、1400メートル戦では4走前の筑後川特別(5月12日)を勝利。そのレースにはウルトラカイザーが不在で、同馬との対戦となった3走前の九千部山賞(5月26日)では同馬に1秒4差の6着でした。その後の2走は900メートル戦を使われ1着、2着の好成績を挙げています。

△3 キョウワカイザー(牡8、大垣敏夫厩舎)は、秋初戦の前走・小岱山特別では勝ち馬から2秒4差の5着でした。秋初戦は毎年苦手にしており、2走目の上積みを期待したいところです。

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玄界灘賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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