レース展望・予想

絶好枠いかしてゲッテルフンケン「リリーカップ」(門別競馬)

2018/08/30

8月30日(木)の門別競馬メイン第12レースは、「第15回リリーカップ」(2歳牝馬、門別競馬場1200メートル)。

昨年までの14回中、8頭の優勝馬を送り出している角川秀樹厩舎。今年も出走7頭中3頭までを占めており、陣営としては上位独占の期待まで持っているかもしれない。当欄の推奨も、その角川厩舎勢だ。中でも注目は、他馬に絡まれず自身のペースで走れた際には出色のスピード能力を発揮する◎7 ゲッテルフンケン(角川秀樹厩舎・父ストロングリターン)だ。今季能力検査初日の3月15日に受検し、その走破内容から個人的にデビューを楽しみにしていた一頭なのだが、ほぼ期待通りに重賞戦線に駒を進めてきた。デビュー戦はゲート内で体勢が崩れたところでの発馬となったこともあり3着に敗れてしまったが、2戦目のJRA認定アタックチャレンジでは1000メートルを何と59秒9!で駆け抜け、2着を1秒9もぶっちぎるひとり旅。今季デビュー馬の中でもトップ級と思わせるスピード能力を見せつけた。そして初めて1200メートルに延ばした前走は、テンから激しい先行争いとなる中ハナは譲らず、前半3ハロン34秒8の猛ラップを計時。さすがに直線は失速してしまい3着に敗れたが、その前走のきつい経験が今回の重賞初挑戦で存分に生かされるはず。今回は少頭数7頭立ての大外枠。前走のように外から競りかけてくる馬たちに負けじと、という走りではなく、自身が内の各馬の出方を見ながら余裕をもって運べる並び順だ。ガンガン飛ばす馬がいないようならハナに行けば良し、逆にまたもや先行激化ならその直後で流れに乗って追走すれば良し。能検では序盤後ろ目から余裕十分に進出し、ゴール前で楽々前を捕まえる走りを見せていた。自在な運びが可能なタイプのはずなのである。とにかく、今回の枠順は願ったり叶ったり。この絶好機をものにするとみる。

前走1000メートル重賞・フルールカップの上位3頭、○4 パレスラブリー(2着・角川秀樹厩舎・父ディープブリランテ)、▲2 アークヴィグラス(1着・小野望厩舎・父サウスヴィグラス)、△3 グレイアンジェラ(3着・角川秀樹厩舎・父スマートボーイ)が相手。末脚足りる×1 クイーンズサエ(小国博行厩舎・父パドトロワ)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔4・2・3(6点)
3連単(フォーメーション) 7→4・2・3→4・2・3・1 4・2・3→7→4・2・3・1(18点)

リリーカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


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