レース展望・予想

ジョウショーチカラの巻き返し必至だ「B1特別」（園田競馬）

2018/08/30

30日（木）の園田競馬準メイン第9レースにB1特別（園田競馬場1400メートル）が行われます。

前走3着から巻き返しを図る◎5 ジョウショーチカラ（牡6、新子雅司厩舎）の園田2勝目に期待です。JRAでデビューしましたが未勝利で3歳の9月に門別に移籍。4連勝の後2着に敗れてJRAに帰りました。その2走目の名古屋・JRA条件交流戦（16年3月）を楽勝。笠松の吉井友彦騎手が手綱を取り、3番手を進んで3コーナー手前から仕掛けます。2番手から抜け出した1番人気のサウスリバティーを4コーナーで捕まえてからは独走し、5馬身差の楽勝です。その後1000万下を1戦後に降級し、500万下では2着が2回あります。ですが、昨年10月の4着後はオール着外の成績で兵庫に転入して来ました。初戦は1カ月余の間隔が空き、プラス15キロの馬体重。2番枠から3番手の内々を進みました。直線を向いても内を突いて抜け出し、外を伸びた1番人気オータムヘイローに3馬身半差の勝利でした。今回は斤量が前走の57キロから56キロに戻るのも好材料。前述したJRAからの転入初戦の再現に期待です。

楽な逃げが見込める○7 キクノレレ（牝4、田中範雄厩舎）を相手筆頭に置きます。JRAからの転入初戦では逃げてモンドリュミエールの2着惜敗があります。前々走と前走もハナを切って勝ち馬（エイシンタルトゥ、ユウキエナージー）から1秒差以内の6、4着です。今回は直線まで先頭をキープできれば粘り込みも十分ありえます。

JRA2勝（地方交流戦1勝を含む）から転入初戦になる▲8 ウマコ（牝4、尾林幸二厩舎）が続きます。6、7月の近2走（500万）はひと息でしたが、昨年6月には笠松の条件交流戦（JRA・500万下）を好位追走から差し切っています。2番手をがっちりキープして粘り込みを狙います。

降級後は2、4着の☆3 アダチヤマ（牡7、上田二郎厩舎）は過去にB1で2勝の実績があります。

近3走は堅実駆け△6 バラブシュカ（牝6、碇清次郎厩舎）も連対候補です。

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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