レース展望・予想

パワー勝負でイノリノチカラに期待「しし座特別」（ばんえい帯広競馬）

2018/07/30

7月30日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースに「しし座特別」（B1級-1・2組決勝）が行われます。

前半戦に行われたB1級-1組からは1着シンエイパワー、3着ヤマノウンカイ他3頭、B1級-2組からは1着アアモンドヒューマ、4着イノリノチカラ、5着カクセンキングの8頭です。2鞍の勝ちタイムの比較をするとB1級-1組シンエイパワーが650キロで2分3秒1、B1級-2組アアモンドヒューマが650キロで1分54秒2と、その差は8秒9ありますが、当時の馬場状態等を考量すると力量的には大差はありません。今回は平場戦からの決勝戦で重量が全馬30キロ増量で重めの馬場での一戦、障害力と末脚の切れが要求されます。

◎5 イノリノチカラ（牡6、小北栄一厩舎）680キロを本命に推します。前走B1級-2組戦は1番人気に支持されましたが、スタートダッシュが付かずに後方からの追い込み届かずアアモンドヒューマに7秒差の4着と敗れています。今季は12戦して1勝、着外11回の成績が示す通り、勝ち負けがはっきりとした馬です。当時より馬場も重めで時計がかかりパワー勝負が予想される分、障害力と末脚の切れが重要な要素、今回は主戦鈴木恵介騎手もプラス要素となっています。

〇2 アアモンドヒューマ（セン5、大友栄人厩舎）680キロが対抗です。B1級-2組戦1着馬。スタートから中位を進み障害力を生かし、直線で抜け出すのが勝ちパターンですが、それも馬場が軽めの方が生きるタイプ。今回は馬場状態が微妙な点で対抗。

▲7 テンノイノリ（牡5、長部幸光厩舎）680キロが3番手です。前走のクマゲラ賞（B1級-1組）では、鈴木恵介騎手から乗替った工藤篤騎手が、第1障害から第2障害の間で騎乗法に適切を欠いたと判断され10日間の重い騎乗停止を受けたレース。それまでは2連勝していた好調馬です。改めての狙いです。

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馬単　5→2・7・3・1（4点）
3連単（フォーメーション）　5→2→7・3・1（3点）

しし座特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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