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レース展望・予想
内枠を生かしてフロリダパンサー「東海クラウン」(笠松競馬)
2018/07/27
2週連続での開催となっている笠松競馬の3日目は7月27日(金)に行われます。前半戦のトリを飾るのは第12レースの「東海クラウン」(A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1600メートル)です。
名古屋から出張してきた◎1 フロリダパンサー(牡7、今津博之厩舎)は、5月まで笠松に在籍していてA級2組特別で後続に5馬身差つける圧勝劇を演じた後に名古屋へ移籍。前走のA級1組オープンでも勝ち馬と3/4馬身差の2着と接戦を演じました。芝の中距離で3勝を挙げている元中央準オープン馬で、地方のダートに替わっても崩れない先行スピードを見せています。3走前の1900メートルで争われた東海クラウンでは逃げて4コーナー手前で捕まり3着でしたが、2戦連続連対中の1600メートルなら内枠から発馬を決めてペースを握ってしまえば一気に押し切ってしまうことは可能です。
○6 ドレッドノート(セン10、川嶋弘吉厩舎)が古豪の意地で追い詰めます。今年大井のオープンから移籍してきた元中央5勝馬で、ここ2走は1400メートル戦で2、3着と追い上げが届いていませんが、転入初戦で1600メートル戦を圧勝しています。フロリダパンサーには3月のマーチカップで先着されていますが、環境にもすっかり慣れた今の状態での1600メートル戦なら豪快に差し切っても不思議ではありません。
上位2騎がやや抜けた存在ですが、どちらかが取りこぼすなら▲2 クロノスバローズ(牡6、加藤幸保厩舎)が連絡みしてきそうです。ドレッドノートが転入初戦で圧勝した1月26日の東海クラウンでは2着に詰め寄っていて、前走は後方のまま追走いっぱいに終わりましたが、少頭数で追走で置かれる心配がない今回は堅実な差し脚を発揮してきそうです。
△4 カティサンダ(牡5、尾島徹厩舎)は金沢の日本海スプリント、地元に戻ってサマーカップと連続で重賞に挑み、結果こそ残せませんでしたが、厳しい流れを経験したことは今後につながりそうです。引き続き元気いっぱいで、手薄なメンバー構成となった今回の東海クラウンなら流れ込みがあるかもしれません。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 1・6→1・2・6(4点)
3連単(2軸流しマルチ) 1⇔6⇔2・4(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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