レース展望・予想

好走条件揃い今季初勝利狙うユッコ「フェアリーカップ」（盛岡競馬）

2018/07/14

14日（土）の盛岡競馬メイン第9レースはビューチフルドリーマーカップトライアル・準重賞「フェアリーカップ」（牝馬オープン、盛岡競馬場ダート1800メートル）。

◎7 ユッコ（牝6、佐藤雅彦厩舎）は昨年、シアンモア記念（M1）を制し、ほかにも東京カップけやき賞3着などの成績を収め、岩手最優秀牝馬に選ばれました。今季は4戦とも着外に終わっていますが、前走はさきたま杯JpnIIでメンバーが強すぎたのも事実です。今回は地元馬同士の戦いに戻り、しかも牝馬限定戦。さらに盛岡コース5勝と適性も高く、好走条件が揃いました。

○9 フレンドパリ（牝4、櫻田康二厩舎）はスピードと粘りが身上。中央ダート1勝から転入し、当初は1400メートル以下を使っていましたが、前走のマイル戦で見事な逃げ切りを決めて完勝。これで弾みがついたのは確実です。1800メートル戦はJRAでの過去2戦とも着外でしたが、今回は流れが落ち着きそうでマイペースな競馬ができるのが強み。順調度を前面に2連勝を飾るかに注目。

▲6 ダンストンレガーメ（牝4、畠山信一厩舎）は今季未勝利ながら2、3着各1回。牡馬相手に時に大駆けを披露しています。最大の課題は盛岡コース克服。2歳時の知床賞での1勝のみで、その後は最高4着が気になりますが、相手緩和で相殺。今季初勝利のシーンまで。

△2 ファイトウィン（牝5、佐々木由則厩舎）は南関東C1級から転入。末脚勝負型で展開に注文がつきますが、前々走はタイム差なしの3着。直線勝負に持ち込めれば移籍初戦を白星で飾る可能性十分。

△1 スパンコール（牝7、瀬戸幸一厩舎）も同じく切れる脚が持ち味。流れ次第で頭まで。

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馬単（マルチ）　7⇔2・6・9　6⇔9（8点）
3連単（フォーメーション）　7・9→2・6・7・9→1・2・6・7・9（18点）

フェアリーカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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