レース展望・予想

条件問わず末脚切れるサンタンパ「夏椿特別」（名古屋競馬）

2018/07/05

7月5日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「夏椿特別」（A級2組、名古屋競馬場1800メートル）。

好調をキープする安定勢力◎6 サンタンパ（牡4、今津勝之厩舎）がもちろん中心だ。前走のA級3組では、今年1月17日に行われたA級3b組以来、久々となる待望の勝利。2番手から早めに抜け出し、3馬身差完勝の横綱レースで鮮やかに飾り、これで2、3組では9戦連続して馬券に貢献。距離、相手を問わず、確実に伸びる手堅い末脚を披露し続ける。前走に続く、1800メートル戦も末脚自慢にとっては望むところ。連勝の期待がかかる。

前走ではサンタンパに1秒差をつけられ、3着に止まった○4 ゴールドトランプ（牡4、塚田隆男厩舎）だが、らしさを発揮した。スローペースで流れたうえ、道中最後方からの仕掛けになったが、それでも直線ではしっかり脚を伸ばしていた。勝ちみには遅いも、ゆったり流れる1800メートル戦は脚質的に合うタイプで軽視できない。

ともに勝ちパターンが逃げ切りの▲8 テイエムアニマンテ（牡4、竹之下昭憲厩舎）、△7 オーゴンワンダー（牝5、井手上慎ー厩舎）のどちらが主導権を握るか。馬券推理の材料に欠かせない。2頭ともにクラスが上がってきた近況は控える走りでは結果はひと息。差しタイプぞろいのなか、先制して有利にレースを運ぶのはどちらか。しっかり判断したい。

最近2走は不発も、長距離重賞の4月・オグリキャップ記念で2着に追い込んでいる△1 アンカーマン（セン5、今津勝之厩舎）の一発が穴だ。

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馬単（マルチ）　6⇔1・4・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　6→1・4・7・8→1・4・7・8　1・4・7・8→6→1・4・7・8（24点）

夏椿特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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