レース展望・予想

JRA3勝馬ビナイーグルが意地見せる「加古川特別」(園田競馬)

2018/07/25

25日(水)の園田競馬メイン第10レースにJRA交流「加古川特別」(JRA500万・地元A1以下、園田競馬場1400メートル)が行われます。

今回のJRA6頭が相手ならJRA3勝馬で転入5戦目◎8 ビナイーグル(牡5、新子雅司厩舎)が意地を見せての園田初勝利に期待します。JRA3勝はすべて芝コースで、ダートでは5戦して4着が最高でした。兵庫に転入後は砂の深いダートコースに苦しんでいますが、近2走はちょっぴり慣れてきたようなレース内容。前々走はA1混合戦でエイシンスパルタンの4着でしたがA2の最先着。そして、前走は1番枠から3、4番手の内々を進むと、直線に入って粘り強さを見せてエクストレミティーにコンマ5秒差の4着でした。自在なレースが可能な外枠を引いたのも味方になりそうです。ハイペースになるJRA交流戦だけに好位で折り合って、3コーナー過ぎから動いて抜け出しを狙います。

ただ1頭JRAのレースで2勝を挙げている○5 トッコディルーチェ(セン5、JRA・中竹和也厩舎)が相手筆頭です。昨年の当レースでは岩田康誠騎手が手綱を取って向正面から一気に進出し、3~4コーナー先頭からインクレディブルにクビ差2着まで粘っています。コース経験の利も大きいと思います。

3歳両馬が続きます。▲7 ナムラムツゴロー(牡3、JRA・中村均厩舎)は初勝利後にダートの3歳オープン・伏竜ステークスに挑戦しています。そして、前走の古馬混合初戦となった前走金沢でのJRA条件交流・金沢城賞では1番人気に支持されました。結果は藤田菜七子騎手のゴーフォワードの逃げ切りに屈しましたが、2馬身半差の2着まで迫っています。

一方の☆3 ミッキーチャイルド(牡3、JRA・久保田貴士厩舎)は、デビュー戦から芝2走後の初ダートを2番手から抜け出して勝利。今回は5カ月余ぶりで初の古馬との対戦です。先行力を発揮すれば怖い存在になります。

近況の成績から△4 ワンダープレジール(牡6、JRA・高柳大輔厩舎)も圏内です。

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馬単(ボックス) 3・4・5・7・8(20点)
3連単(ボックス) 3・5・7・8(24点)

加古川特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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